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余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

2020-09-11 00:36:16 | バラ色の獣の詩
あれも夢
これも夢
みんな夢
すべて夢
灰色の人が見た夢はどんな夢
月の光を浴びた影の夢
淡い光に照らされた幻想の中
くちづけした淫靡な壁
猫の目を光にまぶし
放浪者は空を飛ぶ

隣が恋

2020-09-10 00:56:08 | バラ色の獣の詩
たとえば隣に座っている
人を恋とする
パレットにはオレンジ色をだしたりする
そして色褪せていく
特異体質な憂鬱室よ
ノックする音が聞こえるな
あの人かななのは
同化していくカメレオン体質の獣さ
たとえば全てが素質を持っていたなら
あの人さえ見失う
かもしれない

原罪意識

2020-09-10 00:51:48 | バラ色の獣の詩
殺してくれよ頼むから
罪で汚れたこの俺を
優しきや信じること
つながれるとさえ遠き愚息
有罪、無罪
手首を切ってみる
汚れているか この赤い血は
そばにくるのは
似た人であってくれ
以外は災いとなる
罪から罪が生まれ
罪からさらに罪となり
縛られた所から
痣と不様な業
饒舌なのは残骸の舌
揺り動かされるサタンの酔い
深遠なる緑から
贈り得た指使いに
目は赤く燃えたぎらせて
火走りたたせ
斬らなくては
さらに首を醒まさせるため
リピートするこのさめざめ
こりゃあへどの花だよ
どうしてこうも他者となるか
同じベッドで寝ていれば
少しくは逃れていたか
それこそがさらなる罪となる
俺の罪はもう咽喉か
死ぬのは餓死が一番か

2020-09-10 00:47:41 | バラ色の獣の詩
過ぎていった時代の色
憧れた時代の色
青の時代、白の時代、
繰り返されていたのかと
疑いたくもなるような
交錯する出来事に
百まで数えたがまだ幾らも増え続ける
この匂いは?と
周りを見渡すけれど見当たらない
くわえていたものは傷だらけの春の花
奇をてらす風のなで方
染み入る儚げな露の粒々
獣なんかになりたくはなかった
ただ言葉を優しく色にして
ふれてほしかっただけ
さみしいだけの色なんかいらない
澄み切った広がる指の音色
昂ぶる魔力
そっと隣にすわる君
君は美しい人
猫がそばへきて
日の香りに誘われたのかい
指の数だけ色があるかな
音色もあったなら
そういや僕は日本人か

キャラメル物語

2020-09-10 00:39:39 | バラ色の獣の詩
その日その時その場所で
得られたものや失うもの
曖昧模糊が僕模様
うつむけないなら空を見るが
あの空は何色?
笑うが心が悲しいのか
思い出は未来へ進んでた
周りはそれを注意するが
耳は今だけきこえない
足跡を振り返りみるが
消えていた
アスファルト?
時計を見るが季節がわからない
歩いていたよね、今、この時間
洗練された姿、形は
その日その時その場所に留まらず
飛ぶ真似をしていた
何色が欲しい?
消え入りそうな声だった
それを否定することも可能だった
くすぶられた疼きは
自身の呵責とあの炎の塔
僕は自身を月にうつす
規律は月の裏側に
美意識は星々の名前にする