うちめし外めし旅ごはん      

お気楽モノの日々と食事や、重箱の隅つつきます ~SINCE 2005

パリ12 今日は辛口

2008-08-13 | 旅 フランス 
今では日本でもすっかりおなじみのパン屋「PAUL」(ポール)

お茶が飲めたり、食事が出来る店舗もたくさんあって便利。

オデオン近くにある、PAULでお茶を飲みました。
PAULは田舎風の素朴なインテリアが何となく落ち着くんですが、
この店は田舎の小金持ちの家風?
ちょっと成金風のプチ豪華なインテリアなのですが…
なんとなく、店が汚い!
古いとか、そういうことではなく掃除を含め細かい事が行き届いていないというか…

壁の額は曲がっているし、布張りの椅子はシミだらけで汚い。
そもそも、飲食店で布張りの椅子を使うには…よほど手入れが行き届かないと
手が掛かると思うんですよね



場所柄?時間帯?で店はそこそこ混雑しているんだけれど
客も客で、トイレの外扉をちゃんと閉めない!
たまたまその扉が見えてしまう席だったために、不快この上ない。
ホール担当も、放置状態だし…



おまけに…ティーポットの注ぎ口が欠けているものを使っているなんて
信じられない!
相当がさつな店でした…残念すぎる。

パリ11 まだ続いていました

2008-08-12 | 旅 フランス 


キャンディぶちまけたようなカラフルな写真



よく見れば、何だかわかったかな?

全部、椅子なんです!ミニチュアじゃなくて本物。



ルーブル美術館に隣接する、装飾美術館。
(モード&テキスタイル博物館、広告博物館と共通で見学できます)


古代・中世からの装飾品コレクションが時代ごとにフロアが分かれていて
これは20世紀のコレクション。
上層階の数フロアは吹き抜けになっていて…最初の写真の光景が見えたわけ。


この間、家を訪ねたコルビュジエの有名チェアはもちろん
ヤコブセン、柳宗理のおなじみのチェアにもお目にかかれます。


チケットに柳宗理のバタフライチェアが描かれているのが
日本人としてちょっと誇らしいかも!



トイレもさすが!スタイリッシュでした。

 



                    

ところで、現実に戻って…8月の日本での毎日は、エアコンなしでは語れません。
寝るときにつけっ放しは健康を害する…と、一応制御しているつもりで、
おやすみタイマーを2時間セットしています。

でも…タイマーが切れる2時間後に目が覚める。

これを逆手にとって(?)
朝、起きたい時間にエアコンが切れるようにセットすれば
寝坊することもないかな? 

あぁ
立秋も過ぎたというのに…いつまでこの暑い夜は続くのでしょうか

パリ10 ぎりぎり

2008-08-10 | 旅 フランス 
日本って結構何でもあって、しかも簡単に手に入ってしまったりするから、
とっても便利なんだけれど、正直ちょっとつまらない。

特に旅行に行ったときに 日本では手に入らない・珍しいお土産 …って
なかなか思いつかなくて意外と悩む。
まぁ、単に私の知識と想像力が及ばないだけかもしれないけれど…


                          


マカロンで有名な、パティスリー「LA DUREE」(ラ・デュレ)
1862年創業の老舗です。
去年公開された、ソフィア・コッポラ監督の映画「マリー・アントワネット」
登場する、愛らしくて豪華なお菓子はこのラ・デュレが製作しました。

パリには4店舗くらいあって、ここはサンジェルマンのボナパルティ通り店。




帰国前日、翌日友人に会う予定があったので(=帰国した日←タフでしょ?)
このラ・デュレのマカロンをハナシの種に買って帰ることにしました。
(もちろん自分達が食べる分も買って、店を出て歩きながら食べたけれどね♪)


壊れやすいので、箱をタオルで包んで…さらにタッパーに入れて
超VIP扱いでお持ち帰りしました。


その結果は…


戻った日は、真夏日で…
飛行機降りた途端に朝8時だというのに、灼熱地獄でした。





…とりあえずは、形を留めているかな?

キャラメルがちょっと溶けて…蓋についているけれど

そ~んな苦労をして持ち帰った、パリ直送ラ・デュレのマカロン

なのに…

なのに…

一週間後に

ラ・デュレ 銀座三越に開店!

ラ・デュレ!お前もかぁ~!!! 

とりあえず、ぎりぎり1週間前だったので日本にはないお土産の座は死守。
でも、今だったら苦労して持ち帰って箱に染みちゃうよりは
銀座で買ったほうが作りたてだし、見た目もOKよね…

パリ9 教会

2008-08-09 | 旅 フランス 
コルビュジエさんちからの帰り道に前を通りかかった教会

あまりにモダンな造りなので、中も気になって入ってみました。

私はクリスチャンではないけれど(それ以外でも)、
たまたま幼稚園と高校がキリスト教系の学校だったもんで
今でも「主の祈り」などは諳んじていて…
こういう時は、ちゃっかりお祈りだけしていきます。




内部はさらにモダン
ガラス張りで明るくて、背後は庭。



…しかも、手入れの行き届いた花壇でなく、草ぼうぼうなところが
自然光溢れる建物と似合って、とても気持ちのいい空間。




見学のお礼に、献金としてキャンドルを灯しました。
(あ、小さいキャンドルですけれど…)

パリ8 おまけと、今日のサザエさん

2008-08-03 | 旅 フランス 
めるめるさんが、そんなに切望している場所だったとは…
泊まることは無理だと思うけれど、泊まるとしたらここかな?

 
では、遠慮なさらずに…
階段昇っていってください


上にテラスと客用の寝室があります
階段に手すりがないので泥酔状態では危険かも(余計な心配?)


コンパクトだけれど、ベッドの横にはコンパクトなシンクもあります。
黒い筒は…たぶん給湯タンクと思われます。


間取りはこんな感じです。



足が可愛いって?
私が気付いたのはコレなんですが…


テラスにある石のベンチですけれど、足の部分が結構こだわっています。


…で、今日のサザエさん。

暑くて、あまりに暑くて日中外出する気力なし!!!

でも週末に多少の食料品の買出しをする必要もあって、
太陽が西に傾いてから出かけることにしました。
日曜夜は「サザエさん」を見るのが子供の頃からの習慣?でもないけれど
なんとなく家にいると見てしまう…という、しっかり刷り込まれています。

で、2話目で「土用も近いから、うなぎが食べたい」みたいな話で
それを見てすっかり(暑くて料理をする気もなく)
うなぎモード(買ってきて済ませる!)になっていました。

買物に出たんだけれど…うなぎの気持ちが急遽「お買い得」の
もっと強く刷り込まれたDNA?に負けてしまって

刺身用いか2はい¥398→半額

いかになってしまいました。

1ぱいは冷凍して、
本日食べる1ぱいは、げそはワタ(肝)と煮付け
本体の方は焼いて食べました

結局、とても安上がりに済みました。

パリ7 ランチ

2008-07-30 | 旅 フランス 
ベルギー発のベーカリー・カフェ
Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)

ヨーロッパ各地、アメリカにも数店舗あって
パリには5店舗ほどあるうちの、1区サントノーレ店で昼食。

日本にもありそうだけれど…意外にも、今のところ未上陸のようです。
上陸するのも時間の問題かしら?
ナチュラルテイストのインテリア、素朴な木のテーブル。
いかにも…今どき、ウケそうな店です。

店内で使われているオイルやビネガー、塩、ジャム…
すべて販売しています。
もちろんベーカリーだから、パンは云うまでもなく。


我々はすぐに座れたけれど、並んで待つ人もあり…の大人気。


サラダと野菜のスープ(小)を頼んだけれど、結構ボリュームが。


パンが美味しい!オイルと塩で…限りなく食べられそう。


ミニチュアカフェオレボウルで出てきて見掛けは可愛かったのに…
コーヒーは薄かった… 残念!

パリ6 午後の見学

2008-07-29 | 旅 フランス 

ちょっと曇っているのが残念!
絵に描いたような、シンメトリーな図。
思わず中央で縦2つ折りにしてみたくなる…


お昼です
これまた絵に描いたようなフレンチビストロで…日替わりメニュー
前菜がシェーブル(山羊チーズ)のサラダ、メインは腸詰。
この腸詰、中味は肉じゃなくてモツ系…要は、ホルモンみたいなもの。
若干、肉の臭みがあってこの臭みがクセになる美味しさ!



これにワインが付くランチ。
大したボリュームだこと!

さすがにそんなに食べられないので
(昼からこれだけ食べるパワーとゆとりの食事時間が羨ましい)
ちゃんと、それぞれが単品でのメニューもあり。


もちろん手前が私で、奥が妹の。
腸詰の付け合せのトマトのオーブン焼きも美味しかった。
下のソースがちょいと塩味濃い目で…16区のスノッブな場所のはずだけど
結構ワイルドなお味でございました。



お腹を満たして、次に向かうは…



先ほどのコルビュジエとは、どちらかというと対照的な
絢爛豪華なデコラティブな世界へ…



 
バカラ美術館


こちらは工事中ではないので、しっかり入館料5ユーロ。

入口からキラキラの世界。
受付嬢も超美人!


これでもか!   これでもか!


20世紀初めに天皇に贈られたものか?作らせたものか?
…忘れましたが、皇室の紋章が入っております。


ガラスケースに手書き文字で説明が書かれているところが
これまたおしゃれです。


モナコ公国レーニエ大公とグレース・ケリー婚礼の際のもの
この真ん中の瓶、可愛い~!(餃子の酢と醤油用に…とは罰当たりですね)


キレイなもの見るのは、本当に目の保養になります。

そして、とても敷居が高くて足を踏み入れることはなかったのですが
(ホルモン食べているしね…)
すべてバカラの食器を使用した、ゴージャスなレストランも併設。
いつか…
機会があったら…
行くかな? たぶん行かないだろーな


パリ5 見学

2008-07-28 | 旅 フランス 
スイスに生まれ、主にフランスで活躍した近代建築の巨匠、ル・コルビュジエ
(1887-1965)。
パリ16区の端にある、彼が設計し最上階をアトリエ兼アパルトマンとして暮らした
集合住宅を訪ねてみました。
(なんだか「Casaブルータス」みたいだわね)


70年以上前に造られたとは思えないほど、モダンです。


入口に貼られたプレート。コルビュジエ財団が管理運営しております。


現在も普通に集合住宅として、使われています。
中に入るには…インターホンにて見学希望の旨を伝えるわけです。


正面玄関のホール
この壁の曲線からして…やっぱりちがう!

エレベーターで6Fまであがって、そのあと階段で7階まで。
普通にアパートのドアを開けてもらって
財団スタッフの方が2人いただけで、中も自由に見学させてくれた。
ただし、バスルームが改修工事中のため通常入場料3ユーロなのが無料!
なんて太っ腹なのぉ~!


この人、コルビュジエさん。
実際のアトリエで仕事をしている写真が、同じ場に飾られていて感慨深いデス。


アトリエからのぞむ風景。
奥がリビング、左の階段はテラス&ゲストルームへ…


こちらがリビング側。
もちろんコルビュジエの椅子も置かれていますね。


奥が工事中のバスルーム。
突き当たりは絵じゃなくて…写真を撮っている私が鏡に写っていた。


明るいアトリエ。
やっぱり天井の高さが日本の住宅とは比較になりません。

もう、狂ったように写真撮りまくっていたのだけれど
あぁ、こんな家に暮らしたぁ~い♪っていうおうちでした。

パリ4 散歩

2008-07-26 | 旅 フランス 


メーンイベントの花火が終わって
人混みはぞろぞろとそれぞれ動き出すのは、日本の花火大会と同じ。

メトロには乗らずに、ぶらぶらと夜の散歩。


チュイルリー公園に設置されている観覧車。


ルーブルの凱旋門。

このライトアップされた様子は、見た人なら同じように思うでしょう
まさに「ダヴィンチ・コード」。
この向こう側に、ガラスのピラミッドが。


                 


昼の散歩。

暑くて、普段はほとんど飲まない冷たくて甘いものが飲みたくて
スターバックスコーヒーで、モカ・グラッセを注文。



今回、一番問題だったことは…

ユーロがめちゃくちゃ高い!

もちろん、昨年からもずっと高騰するユーロ高は意識・覚悟していたけれど
成田空港の銀行レートでは、1ユーロ≒174円

パリに来ても173円くらいとほとんど変わらず
価格を円換算しては、いちいち驚いて財布のヒモもぐっと閉まるのだった。

この、ドリンクだって…

4.3ユーロ。

すなわち… ¥744!

有り得ないっつーの!!
ある種、この時点でそのまま円換算してはいけない…とは悟りましたが、
どっちにしても円を両替している以上は、
見ぬ振り、気付かぬ振りはできない避けては通れない円安の現実。
いくら が無料とはいっても、やっぱりねぇ~


あ、そんな高価格にびびったけれど
トイレに行くときにはこのレシートに書かれているコードをお忘れなく!
これは、昨年より学習しました。


何を見ても、高くて驚いた¥円安日本人のパリ散歩はもう少し続きます…。
歩くのはタダだからね!

パリ3 のんびり過ごす

2008-07-23 | 旅 フランス 
さて、7月14日は革命記念日で祝日です。

シャンゼリゼ大通でのパレードなんかを、朝早くから場所取りして見学。


…というのは、大嘘で
いい加減たったころにTVをつけて見てみたり


午後は、サンマルタン運河沿いをお散歩。
陽射しは強いけれど、湿度がないのでカラッと爽やか。
でも、紫外線は一杯なんだろうなぁ~







船が通過するために、道路が分断されて水路をつくる
運悪く、道路が遮断されてしまった車も迂回することなく、ゆっくり待っている。
このノンビリした感じがいいなぁ~



昔、映画の舞台になった「北ホテル」。
下はカフェになっています。


                 


夜は革命記念日の花火大会がフランス各地で行われるようです。
パリはエッフェル塔の近く…で。
夜10時頃まで明るいので、花火の打ち上げ時間は日没後
暗くなってからなので、まだまだ…。


これ、午後10時の空です。


10時過ぎに出かけて行ったのだけど、皆考える事は一緒?
メトロが日本の通勤ラッシュのような混雑ぶり。
大晦日に初詣に出かけるような雰囲気に似ています。


エッフェル塔炎上

午後11時に打ち上げ開始。
日本の花火の方が技術的には全然上ですが、シンプルな花火も
エッフェル塔を背にし、オペラの名曲に合わせて打ち上げられると趣きあり。

                        

玉~屋! 鍵~屋っ!

夏の夜の過ごし方は世界共通。