蔵っ子日記

これは中堅(?)蔵人の日々を綴った素朴な日記です。
だんだん「蔵っ子」と言えない歳になってきたか?でもよろしくね。

地酒 宴結び! in 松江 へ参加

2010年03月23日 21時35分29秒 | event
あ~、3月が早い~。
あの大雪の記事から、書いていない…(大変申し訳ないでごわす)
後日、出雲に来られたお客様が、「めっちゃ、寒かったらどないしよ」と厚着…。
完全に私の日記のせいだ…完全に惑わしている。もっとこまめに天気の報告をしなければ…。

とは大して思っていませんが、更新怠慢はいけません。ここは素直に反省。

そして久しぶりの記事は、「地酒宴結び in 松江」に行って参りました。
副題は「新酒と味わう島根のうまいもんフェア」である。



場所はJR松江駅おりてすぐ。

来られたお客様の心を(勝手に)イメージすると、

駅から降りて少し歩く。「久しぶりに松江に来たな~」
ふと、前方で何かしらイベントをやっている。「何やろ、賑やかだね」
「地酒」「入場無料」の文字が目にとまる。「地酒か~、昼間から酒もちょっとな~、でも覗いてみようかな」
「〇櫻」「開×」「天◎」「+旭日」他…、「…知らんな。でもお客さんが旨そうに呑んでるな…」
「日本酒呑めないわけでもないし、700円で呑み放題なら、いいかも。」と、一通り見てからチケット購入。
「何!意外に旨いな!いつも呑む日本酒と違うぞ!いろいろ試しちゃろ」
「おつまみも売ってるやないか。今日は休みだし昼間のお酒もまあいいか!」

と、唐突だけど満足して頂けた方は、こんな感じではなかったろうか。



もちろん、事前に分かってて来てくれたお客様は多数。
私達は皆、精一杯、新酒やこだわりのお酒をお客様におすすめさせて頂きました。

お酒が呑めるイベントは多々あります。
会費の高いもの、高級ホテルでやるもの、県や市を挙げて行うもの、飲食店がやって下さるもの、
蔵元自ら敷地内で行うものなど、多種多様です。それぞれに良い面、課題となる面があります。
この度も、新しい感覚をふんだんに取り入れたある意味面白い会でした。
大事なのは、日本酒を好きな方が、その日本酒の魅力を上手に伝えていくということ。
時には大胆に、派手に、また、細やかな気配りも見せ、上品に…も必要でしょうか。

え~、長くなりましたのでこのくらいで失礼しましょうか。

しかし、3月はこのような新酒披露イベントが立て続けにあり、なかなか大変!
だって、まだ、蔵の仕事(酒造り)も終わってませんから!…残念!(って古い…)