一体、吉野家はどこへ向かおうとしているのでしょうか。
「タコライス」に続いて、とうとう「カレー」まで。完全に牛丼屋というカテゴリーから、脱却しつつあります。
店舗の改装を施し、黒を基調としたシャレオツなエクステリアに。インテリアは、ゆったりとスペースをとったバゲット式カウンター。吉野家の改革が着々と進んでいます。「吉牛」と呼んだのは、今は昔。もはや、牛だけではありません。
さて、吉野家の「黒カレー」。
吉野家によりますとトマトペースト、りんご果汁をベースに15種類のスパイスを使用しているとのこと。カレーソースが黒くなるのも頷けます。
今回は、秋の限定メニュー、「秋のベジ黒カレー」(並盛590円)をいただきます。
でも、メニューには、「ベジ黒カレー」はあるのですが、「秋のベジ黒カレー」はありません。店員さんに伺うと、「ベジ黒カレー」と「秋のベジ黒カレー」は同じものです。
牛丼のボウルとは違う、漆黒の丼がどーん!
まさに、カレー界の黒船。
どこから丼で、どこからカレーなのか。その境目が分かりません。
色とりどりのベジ。
れんこん。パプリカ。ブロッコリー。かぼちゃ。そして、ヤングコーン。
ベジはカレーソースと別に下準備されています。素揚げのれんこんは、しゃきしゃき。
カレーソースは濃厚です。
野菜ベースのスパイシー感が口の中に広がります。野菜の甘味とのユニゾンが素晴らしい。とりわけ、かぼちゃの甘味がカレーソースによく合います。
まさに、秋の収穫祭を彷彿させる一杯です。
品名:「秋のベジ黒カレー」
値段:590円(税込み)
米 :ジャポニカ米
大盛り:690円(税込み)
辛さの調整:なし
季節限定
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