李承のアーチは美しい。
ワールドベースボールクラシック、ラウンド2の米国戦、初回に飛び出した李の本塁打は角度45度で美しい放物線を描いた。
李の本塁打が美しいのは、インパクトの瞬間からフォロースルーまでが非常にしなやかで、決してパワーに頼った打撃ではないからだろう。
しかし、体のバネはやはり見栄えがする。
球を待つまでのフォームは自然体に構えているのだが、呼び込むまでが独特だ。始動はやや遅いのだが、インパクトに至るまでが驚異的に早い。だから、トップがそれほど深くないようにみえるが、それで打球をあれほど飛ばせるのだから、強靭な手首 と日本人にはないバネがあるのだろう。
だから、軸がブレない。
故にホームランが美しいのだろう。
しかし、韓国のナショナルチームは強い。
金寅植監督は勝ち方を知っている。
采配が硬直的ではなく、臨機応変に対応しているようにみえる。
また、守備力も韓国代表は高い。
特に右翼を守る李晋暎、遊撃手の朴鎮万の両選手の守備が際立つ。
強いはずだ。
アジアラウンドでは緒戦の台湾戦に勝ち、呪縛から解き放たれた。その勢いを駆って日本戦に李承の逆転本塁打で勝利すると完全に上昇気流にのった。
試合をこなしていくたびに強くなっていくようだった。
その韓国代表を加速させた李承の本塁打は圧巻だった。
ストライクを取るのに汲々としていた石井弘寿を責めるより、打った李を褒めるべきだろう。
打ったのはボールカウント1-3からの抜けたスライダー。
左投手と変化球を不得手としている李は、そのボールを見事に叩いた。
05年シーズン、李の対左投手の打率は僅か.216。
そして、「曲がる系」の球種は打率.140と苦手としている。(データはいずれも「野球小僧」より)
だが、「打者有利のカウントでは必ず変化球で勝負する」(日刊スポーツより)とヤマをはり、逆転の本塁打を右翼席に運んだ。
ラウンド2の日本戦では5試合連続のアーチをかけることはなかった。
だが、李承は世界でも屈指のスラッガーであることを証明した。
その強打者が幸い今年も日本でプレーする。
李承の芸術的なアーチは一見の価値はある。
ワールドベースボールクラシック、ラウンド2の米国戦、初回に飛び出した李の本塁打は角度45度で美しい放物線を描いた。
李の本塁打が美しいのは、インパクトの瞬間からフォロースルーまでが非常にしなやかで、決してパワーに頼った打撃ではないからだろう。
しかし、体のバネはやはり見栄えがする。
球を待つまでのフォームは自然体に構えているのだが、呼び込むまでが独特だ。始動はやや遅いのだが、インパクトに至るまでが驚異的に早い。だから、トップがそれほど深くないようにみえるが、それで打球をあれほど飛ばせるのだから、強靭な手首 と日本人にはないバネがあるのだろう。
だから、軸がブレない。
故にホームランが美しいのだろう。
しかし、韓国のナショナルチームは強い。
金寅植監督は勝ち方を知っている。
采配が硬直的ではなく、臨機応変に対応しているようにみえる。
また、守備力も韓国代表は高い。
特に右翼を守る李晋暎、遊撃手の朴鎮万の両選手の守備が際立つ。
強いはずだ。
アジアラウンドでは緒戦の台湾戦に勝ち、呪縛から解き放たれた。その勢いを駆って日本戦に李承の逆転本塁打で勝利すると完全に上昇気流にのった。
試合をこなしていくたびに強くなっていくようだった。
その韓国代表を加速させた李承の本塁打は圧巻だった。
ストライクを取るのに汲々としていた石井弘寿を責めるより、打った李を褒めるべきだろう。
打ったのはボールカウント1-3からの抜けたスライダー。
左投手と変化球を不得手としている李は、そのボールを見事に叩いた。
05年シーズン、李の対左投手の打率は僅か.216。
そして、「曲がる系」の球種は打率.140と苦手としている。(データはいずれも「野球小僧」より)
だが、「打者有利のカウントでは必ず変化球で勝負する」(日刊スポーツより)とヤマをはり、逆転の本塁打を右翼席に運んだ。
ラウンド2の日本戦では5試合連続のアーチをかけることはなかった。
だが、李承は世界でも屈指のスラッガーであることを証明した。
その強打者が幸い今年も日本でプレーする。
李承の芸術的なアーチは一見の価値はある。
解説陣がしきりに「アウトコースに放れ」って言ってるから外角が苦手なのか?て思ったけど、良く聞けば外角ならホームランにはならないだろうってな話。
今年、巨でどんな活躍するか楽しみだす。
舞い上がる打球の角度とその行方をしっかり目に焼き付けたいものです。
そういう意味では、わたしの嫌いな東京ドームに足を運ばなければ。
東京ドームに描く美しい放物線はアジアへの架け橋だ!(ん?どっかで聞いたことあるゾ)
この大会を評して
「米国の、米国による、米国のための大会」。
うまいっ!
しかし、1勝2敗なのに、準決勝に行っていいものなのか。結局米国は1点に泣きました。
疑惑の1点は目先の勝利を呼んだけど、最後の最後であの1点に泣いたと思います。
中国、お気をつけて。
帰国後、行きましょうね。