東京駅内の黒塀横丁。
「築地奈可嶋」という消去法で決めた店に入って、すぐにわたしは後悔をした。
店の雰囲気が観光地のように、なんとなくよそよそしかったからだ。
案の定、オーダー係は冷たい雰囲気で、まだメニュー表を閉じないうちから、我々のテーブルに来て、「まだ決まってない」と言うまで、わたしを見下ろしていた。
メニュー表は厚めの紙で印刷され、ビニールを巻かれて製本されていた。
写真付きでメニューが紹介されているのである。
居酒屋というノリではなく、大衆割烹という趣だ。
生ビールはプレミアムモルツ。
これもわたしががっかりとさせた。
やや細身のタンブラーは、明らかに内容量が少ない。
値段は見ていないが、恐らくそこそこの金額はするだろう。
名前のとおり、同店は築地から仕入れる魚料理がウリの店である。
その仕入れには定評があるらしく、うまい魚を食べさせてくれる店として知名度は高いらしい。
赤身の好きなわたしは「お造り3種盛」(1800円)をとる。
まぐろ、ハマチ、かんぱち。
確かに鮮度はよく、もちろん冷凍でない。
そして、たしかにおいしい。
ビールをやめてお酒にしようと思ったが、どうにも食指がのびない。
ましてやハイボールなんて。
結局、ビールをおかわりして、「ぶりの照り焼き」に。
これも確かにおいしい。素材のよさが際立つのだが、どうにもこうにも、入店時に感じたよそよそしさを再び感じてしまう。
どことなく気が置けないのだ。どこか、リラックスできないのだ。
照明が明るすぎるからか。それとも通路が狭いからか。
テーブルが安っぽく見えるからか。
ともあれ、わたしたちはそれほど長居することなく店を出たのであった。
「築地奈可嶋」という消去法で決めた店に入って、すぐにわたしは後悔をした。
店の雰囲気が観光地のように、なんとなくよそよそしかったからだ。
案の定、オーダー係は冷たい雰囲気で、まだメニュー表を閉じないうちから、我々のテーブルに来て、「まだ決まってない」と言うまで、わたしを見下ろしていた。
メニュー表は厚めの紙で印刷され、ビニールを巻かれて製本されていた。
写真付きでメニューが紹介されているのである。
居酒屋というノリではなく、大衆割烹という趣だ。
生ビールはプレミアムモルツ。
これもわたしががっかりとさせた。
やや細身のタンブラーは、明らかに内容量が少ない。
値段は見ていないが、恐らくそこそこの金額はするだろう。
名前のとおり、同店は築地から仕入れる魚料理がウリの店である。
その仕入れには定評があるらしく、うまい魚を食べさせてくれる店として知名度は高いらしい。
赤身の好きなわたしは「お造り3種盛」(1800円)をとる。
まぐろ、ハマチ、かんぱち。
確かに鮮度はよく、もちろん冷凍でない。
そして、たしかにおいしい。
ビールをやめてお酒にしようと思ったが、どうにも食指がのびない。
ましてやハイボールなんて。
結局、ビールをおかわりして、「ぶりの照り焼き」に。
これも確かにおいしい。素材のよさが際立つのだが、どうにもこうにも、入店時に感じたよそよそしさを再び感じてしまう。
どことなく気が置けないのだ。どこか、リラックスできないのだ。
照明が明るすぎるからか。それとも通路が狭いからか。
テーブルが安っぽく見えるからか。
ともあれ、わたしたちはそれほど長居することなく店を出たのであった。
「気が置けない」という使い方が違ってる??
俺が間違ってるのかなあ~・・・・。
ずっと、意味を間違えてたよ。
失笑買ったかな?
「お、いい店が見つかったのかな?」と思って開いたら違ったからさ~。
ということは、「二人のアイランド」も意味をずっと間違えてきたんだなぁ。