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蕎麦屋さすらい156 - 昼の部は14:45まで - 「桃中軒 三島駅新幹線ホーム店」(三島市一番町)

2023-11-14 20:26:06 | 蕎麦屋さすらい

沼津港から沼津駅までバスで出ようと考え、バス停に行くと、しばらくまだバスが来ない。周辺を散策したら「桃中軒」の本社工場にたどり着いた。工場見学とかやってないのかなとうろうろしたが、そんなものはない。大人しくバスに乗って、沼津駅の駅にある「桃中軒」で〆のそばでも食べるか。

ところが、沼津駅ホームの「桃中軒」は閉まっていた。

店先の営業時間を見ると14時までと書いてある。現在の時刻は14:10だからタッチの差で閉店してしまった。

むむむ。

実は沼津の後、熱海に物件を見に行こうと思っていた。法人化の本店を熱海に置こうと目ぼしい貸事務所を見つけたのだ。だが、急激に面倒くさくなった。熱海に着いて物件を見に行ったら夕方になるなと。こういうのって、朝から正午までの時間で見に行くのがベストで、暗くなる間際は一番最悪なパターン。今日はもう真っ直ぐ帰ろうか。

在来線で三島駅まで行き、新幹線に乗り換えてホームまで行くと、新幹線ホームの「桃中軒」は営っていた。一律14時までの営業ではないのか。お店に入って「桜えひのかき揚げそば」(660円)の食券を買う。お店のお母さんに、「ここは通しで営っているか」と尋ねると、「14:45まで」という。すかさず時計を見ると14:36。こっちはタッチの差で入れた。

そして「桜えびのかき揚げそば」が出てきたのが14:38。いよいよギリだった。

相変わらずの真っ黒いつゆにやや赤いかき揚げ。

思えば3年連続でここを訪れ、この珍しいかき揚げそばをいただいている。たとえ駿河湾で水揚げされた桜えびではないにしても、このかき揚げが珍しいことに変わりはない。

つゆとそば、そしてかき揚げの三重奏。三島だけに。

そばはそのつゆに負けない挽きぐるみ。粘りがあって腰もある。マジでうまい。

静岡、最高だ。

また、来年も来られますように。

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