雑司が谷を散策した帰り、都電の近辺で昼飲みできる店を探したが、結局見つからず。
はて、池袋に行くか、それとも大塚に行くか悩んだ。池袋なら昼飲みに困ることはないし、大塚なら「晩杯屋」にでも行くかと考えた。結局、目の前の都電で移動するのが一番楽だなという結論に達し、大塚へ行った。だが、問題は時間である。時刻は14時過ぎ。開店まで50分もある。どこで時間を潰そうか。
はじめは、角海老のボクシングジムで選手のスパーリングを見ていたが、寒いのが辛くなってやめた。仕方なく、駅ビルに戻り、本屋で暖をとった。これなら、池袋に行けばよかったと、ちょっとした後悔に襲われた。
15時になり、口開けで「晩杯屋」へ。入口右手にカウンター。その背後に例の長テーブルを配置。店舗はやや細長い作りである。熊猫は、この店舗で「晩杯屋」18店目の訪問となった。
この北口側に佇む「北口店」は比較的古参の「晩杯屋」である。何故か黎明期の「晩杯屋」は大の字がつく地名に店が構えられた。
大井町、大山、大塚、そして大森である。そろそろ大崎かと思ったが、未だ大崎店はなく、これによって、「大」狙いではないということが分かった。しかし、この大が付く店(便宜的に大の字店と呼ぶ)は、いずれもこぞって評価が高い。創業の熱き魂を継承したからに他ならない。
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