いろんな町のいろんなカレーに巡り会いたいと思いながら、なかなか実現できないままなのだが、世の中にはレトルトカレーというすごい技術があって、カレーには事欠かない。だから、珍しいレトルトカレーを見ると、手当たり次第、買ってしまう。このオリエンタルカレーの「さらさらカレー」もそのうちの一つだった。
アキバの「日本食品館」、「チャバラ」には全国の様々なものが売っていて、レトルトカレーは、どうもオリエンタルカレーを推しているようだ。店頭には、オリエンタルのマスコットキャラクターが置いてあったりする。
東の人間からすれば、オリエンタルカレーは馴染みが薄い。だから、ノスタルジックな意味でレトルトカレーを買う訳でもなく、ただ昭和風なレトロなパッケージで買っていた。
今回、購入したのも、おそらく「チャバラ」だったのだろう。気がつけば、例によって、賞味期限を過ぎて、今回は13ヶ月超えで、そのレトルトをいただく。
「さらさらカレー」。
よく分からない製品だ。ご当地でもなければ、企画ものでもない。それよりも、何故自分がこれを買ったのかも覚えてなく、どうなんだろうと懐疑的にレトルトパウチを温めた。
パッケージを開けると、何やら紙が出てきて、なんだろうと手にとると、なんだか当たりを引いたみたい。
でも、引き換え期間は2022年2月で終わっていて、微妙な気持ちになった。やっぱり、こういうものは早く開封して、食べるべきなのだと痛感した。
「さらさらカレー」はおそらく、カレーソースがしゃばしゃばなものをウリにしたのだと思う。でも、自分はここ最近、タイの「マンゴーカレー」に、富良野の「スープカレー」をいただいてきた。余程のことがない限り、さらさらとは思えないと考えながら、一口目をいただくと、案の定何がさらさらなのかは分からなかった。いや、充分こってりでしょと思ったほどである。
でもうまい。
さらさらだけどコクは強い。うまいやん。これ。
21種類の緑黄色野菜が入っているらしい。その野菜のコクが滲み出ている。
最近のレトルトカレーはハズレがない。いや、もしかするとリアルよりもおいしいかも。
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