ふらいんぐふりーまん師から譲ってもらった、ホーリーバジルの種を今夏蒔いてみた。しかしながら、ひと株も発芽しなかった。
ガパオライスを本物のホーリーバジルでこしらえるという夢は淡く潰えてしまったのだ。
ふらいんぐふりーまん師の種は見事に発芽。種に問題はなく、要は発芽の環境とわたしの栽培センスがなかっただけだ。
ふらいんぐふりーまん師のホーリーバジルの栽培の様子はこちら http://onitobi.blog20.fc2.com/blog-entry-1788.html
ガパオライスの代用品としてスイートバジルを使うレシピをよく見かける。
これまでのわたしもそうだった。
でも、やっぱり別物なんだよ。バジルという分類では似ているのかもしれないけれど違うんだよ。
だって、わたしの一番のお気に入り、御徒町の「BLUESKY THAILAND」のガパオライスの香ばしさはまさしくホーリーバジルのそれだ。もし、これがスイートバジルだとこうはいかない。西洋の香りとアジアの匂いは違うのだ。
そんな忸怩たる思いを抱きながら、今夏種を蒔いたのだ。
しかしながら、それに失敗したのは先述のとおり。
だが、そんなわたしを見かねたふらいんぐふりーまん師が、乾燥させたホーリーバジルを送ってくれたのである。
そこで、作ってみました。本物のガパオライス。
結論から言おう。やっぱり、ガパオはホーリーバジルで作らなければその醍醐味は半減する。
八角とも違うが、極めて似ているその香り。
深い深い。アジアの香り。
これこれ。いいぞいいぞ。
しかし、まぁ、盛りつけが悪いなぁ。
【レシピ】4人分
にんにく2片
しょうが1かけ
玉ねぎ1個
ピーマン3個
鶏の胸肉のひき肉 400g
鶏卵 4ケ
ごはん 適宜
唐辛子大量に
ホーリーバジル 適宜(スイートバジルはNG)
オイスターソース 大さじ2
ナンプラー 大さじ2
塩 適宜
酒 適宜
①フライパンに油をしき、をみじん切りにしたにんにく、しょうが、玉ねぎ、ピーマンを中火で炒める。
②野菜に火が通ったら、ひき肉、唐辛子を入れ、ひき肉に火が通ったら、オイスターソース、ナンプラー、塩、酒を入れ、更に炒める。
③火を止めて、ホーリーバジルをぶち込む。
④盛り付けたら、目玉焼きを作る。ガパオの具を作った後、そのまま使用するのがコツ。レシピによっては最初に目玉焼きを作るケースが多いが、ガパオのうまみをそのままに目玉焼きを作るほうがグッド。
ちなみに2年前より進化しているはず
http://blog.goo.ne.jp/kumaneko71/e/96104855e3bebef2c5319b9785adb46f
師よ。
貴重なホーリーバジルをありがとう。
喜んでもらえれば、もうそれだけで嬉しい限りだよ。
なお、うちの家ではホーリーバジルは貴重ではない。なんせ俺しか使わないから。(苦笑)よって捨てるほどあると言っても過言ではないよ。一度芽が出てしまえば、あとは雑草レベルでグイグイ伸びるから・・・。
師が今度来た時にも、飲みのアテ?として、そして土産としても、そこそこ提供できると思うよ。
ちなみに最近の俺のガパオライスは、ミンチ使わない派だ。本場タイ式と言われてる、鶏ももや鶏胸を粗めに刻んだものや、完全アレンジの豚バラ肉刻みで作ってるけど、これらのパターンは、肉の食感と肉が粗めならではのしっかりした味を楽しめるんで中々美味いよ。
あと目玉焼きは、俺はかなり多めの油で揚げる系だな。白身の端っこが少し焦げたくらいでカリカリになってて、しかし黄身は半熟のヤツだ。まあ、本場タイだと黄身の半熟はありえないけどね。
しかし、やっぱちゃんとしたガパオで作ると全然違うんだなあ。
俺、本物のガパオライス食ったことないからか、強烈な芳香以外、期待したほどじゃなかったとか書いてるし・・・。しかし俺の口、ほんと大したことねえなあ・・・。(苦笑)
ところで、師以外の家族の方々の評判はどうだった?結構芳香が独特で、子供とか特に苦手だったりしたんじゃない?
これで、来季以降もホーリーバジルは安泰だね。
目玉焼きは、焼きと蒸しで仕上げるよ。だから、自分のそれはカリカリにはならないかな。
ちなみに、子どもらにはとうがらしなしのオムライス風で提供したが、一人は「おいしい」との評価。もう一人は口に合わなかったみたい。
かみさんは、ホーリーバジルのほうが断然いいとの評価だったよ。