「立呑倶楽部」を出て、もう一軒。お店はもちろん、あの餃子屋さん、「亀戸ぎょうざ」。
並ぶのは好きじゃないが、並ぶ価値のあるものなら仕方ない。その価値が、「亀戸ぎょうざ」にはある。
お店の前まで来ると、6,7人の人が並んでいた。そのうち4人は同じグループなので、もしかして一人の自分の方が早く順番が回ってくるかもしれない。
赤い看板に「ぎょうざ」の文字。餃子専門店の存在感、高し。
食べログの点数は本店の亀戸で3.67、そして両国が3.68。いつしか両国が本家を抜いた。多分、「ぎょうざ」以外のメニューがあるからだと思う。「ラーメン」に「炒飯」、町中華的要素が両国にはあって、コアな「ぎょうざ」ファンだけじゃない楽しみがあるからだと思う。
そして予想通り、前に並んでいた4人組を抜いて、自分が先に案内され。カウンターに着席した。
お店に来るのは6年ぶりでルールもすっかり忘れている。
「ぎょうざとレモンサワー」。
「ぎょうざ」をはじめとしたメニューはすっかり値上げしている。前回来たとき、「ぎょうざ」は一枚270円だった。今ではもう300円になっている。「ラーメン」に至っては480円から600円。20%以上も高くなった。原材料が高騰しているから、仕方ないのだが、両者とも大台にのっているのが痛い。
「もやし」と小皿、そして「ぎょうざ」が登場。本店では「ぎょうざ」3枚以上から「もやし」が出てくるらしい。両国支店は1枚目から出てくる。これは両国支店のプレミアム。早速、「ぎょうざ」にかぶりつく。やや小柄な「ぎょうざ」を一口いただく。パリっとしっとりが同居する絶妙の味わい。旨いよ。これこそ、「餃子」の王道だと思う。まさに、The 餃子。
自分は30歳くらいまで、餃子は好みではなかった。町中華で頼むようになったのは、この10年くらいじゃないかと思う。ともあれ、「亀戸ぎょうざ」は別格だし、格別だ。
ただ、「レモンサワー」のチョイスは失敗した。やや甘くて、「ぎょうざ」には合わない。ここはやはり「ホッピー」で通すべきだったか。
「ぎょうざ」は2枚いただいた。完食すると、お腹がいっぱいになった。これではもう「ラーメン」はやめておいた方がいいだろう。
これにてお会計。支払いは1,100円だった。
2皿目が来たのは多分間違いじゃないかなあ。
席に着くと「何枚?」と聞かれるからつい1枚って言ってしまうんだけど・・・・。
右隣の人が5枚食べて帰るのを見て、自分もまけじともう一枚頼んだんだったか。
「ラーメン」食べたかった。
ラーメンだけでも大丈夫だよ~。
ここはホッピーがいいよ。なにしろ焼酎の量がよその2倍くらいあるから。
「餃子」1枚と「ラーメン」でいこうかな。
そう思ったら急激に食べたくなってきた。
でも両国って、あまり行かないんだよねー。