秋葉原昭和通り側のカレーが今熱い。前回登場した、間借りカレーの「Hatto Curry」だけでなく、「Jaguar Brown」というカレーショップも一押しの店だ。「Hatto Curry」が欧風なら、「Jaguar Brown」はインド。まさに昭和通り側は大人のカレーの宝庫になっている。
「Jaguar Brown」を初めて見たとき、てっきり自分は喫茶店かと思った。こぎれいな外観が印象的で、インテリアもシャレオツ。カテゴリー的にはカフェで、フードの一つにカレーを扱っているのかと。
インドカレーというより、「カレー 480円」に釣られてしまった。店に入って、カウンターに腰掛ける。目の前の壁にタッチパネル式の画面があって、どうやらこのマシンでオーダーするようだ。早速やってみたが、何故かうまくいかない。はじめは要領を得ていない自分が悪いのかと思っていたが、どうやら乾燥している自分の指が悪いらしい。通電しないから、タッチパネルが認識しない。悲しすぎるぜ。もう爺さんじゃねぇか。
やがて、西洋人風の店員さんが来て、レクチャーしてくれた。
ご飯の量は100g単位で選べるし、トッピングも充実、いろいろとオプションでカスタマイズできるらしい。
オーダーしたのは、「バターチキンカレー」にコーヒーがついたセット。ご飯はデフォルトの200g。トッピングのオプションはなし。
そして出てきたカレーがこちら。
盛りがいい。サフランライスを丸く盛り、ややジャバシャバなカレーソースが流しこまれている、カレーの海の中央にはクリーミーな渦巻きが。多分、溶けたバターである。たまらなくいい香りがしてきて、ハッと我に帰る。急いでスプーンを持って、一口すくって食べると、恐ろしいくらいのバターのコク。バターだけで、果たしてこんなにコクか出るものなのか。
しかし、うまいなぁ。サフランライスもいいし。インドカレーを日本式で食べさせてくれるというのもありがたい。これなら、ご飯300gでも良かったかな。
しかし、サプライズはそれだけにとどまらなかった。食後に出てきたコーヒーも感動ものだった。すっきりテイストは、まさにカレーの香りをねこそぎとってくれるよう。
このカレーに、このコーヒーあり!
楽しみな店がまたひとつ秋葉原に加わった。
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