96年、中国を2ヶ月間余りほっつき歩いた。当時、野球のスタジアムはおろか、サッカー競技場すら見ることはなかった。あれから中国の環境は激変したといっていい。平均8%前後で伸び続けるGDPによって眠れる大国はとてつもないうねりの中で成長してきた。スポーツ界とて例外ではないだろう。01年に棒球、つまり野球のプロリーグが開幕し、04年には足球、つまりサッカーのプロリーグがスーパーリーグに改称した。篭球、バスケットボールは美国NBAで姚明というスーパースターも輩出している。
11月下旬8年ぶりに中国を訪れた。しかし、楽しみにしていた夜市での買い物は果たせなかった。何しろ、足球のバッタもんユニフォームレプリカはおろか、町のデパートにも棒球キャップは売られていなかったのである。そればかりか棒球に関する広告看板すら町には見当たらない。今回旅行したかの地は上海金鷹(イーグルス)の本拠地である上海市から内陸に南西150km離れているとはいえ、棒球の断片くらいはあってもおかしくない。どうやら中国にはまだ棒球は根付いていないようだ。
08年のオリンピック開催地は北京である。04年アテネ大会でメダル数63個を獲得し、北京五輪に向け大躍進した中国だが、棒球と足球は供に予選で敗退した。開催国のメンツとして北京大会では両種目とも決勝トーナメント進出は最低条件だろう。しかも台湾海峡を挟み睨み合いが続くチャイニーズ・タイペイへの敗戦も許されないだろう。
あと4年は長いか、短いか。
11月下旬8年ぶりに中国を訪れた。しかし、楽しみにしていた夜市での買い物は果たせなかった。何しろ、足球のバッタもんユニフォームレプリカはおろか、町のデパートにも棒球キャップは売られていなかったのである。そればかりか棒球に関する広告看板すら町には見当たらない。今回旅行したかの地は上海金鷹(イーグルス)の本拠地である上海市から内陸に南西150km離れているとはいえ、棒球の断片くらいはあってもおかしくない。どうやら中国にはまだ棒球は根付いていないようだ。
08年のオリンピック開催地は北京である。04年アテネ大会でメダル数63個を獲得し、北京五輪に向け大躍進した中国だが、棒球と足球は供に予選で敗退した。開催国のメンツとして北京大会では両種目とも決勝トーナメント進出は最低条件だろう。しかも台湾海峡を挟み睨み合いが続くチャイニーズ・タイペイへの敗戦も許されないだろう。
あと4年は長いか、短いか。
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