「BBB」

BASEBALL馬鹿 BLOG

居酒屋放浪記NO.0195 ~まさにできたて!~ 恵比寿麦酒記念館・ラウンジ(渋谷区恵比寿)

2008-09-12 12:44:23 | 居酒屋さすらい ◆東京都内
 サッポロの本社に招かれ、「エーデルピルス」の試飲会を堪能したオレは、イベントが終わってもまだ物足りなかった。
 そこで、園内に常設されているラウンジに寄ってみることにした。
 10年ぶりのラウンジ。こんなにきれいなスペースだったかと驚かされる。白亜の壁。お洒落な長椅子とテーブル。一昔前に訪れた際は、もう少し雑然としたスペースだったように思う。

 あの当時、オレは地ビールに狂っていた。休みを利用しては近隣のブリュワーに行っては併設されているレストランで一杯飲り、お土産用のビールを購入して帰る、ということを1年間余りに渡って続けてきた。このビアラウンジも市販されない「エーデルピルス」を飲むために訪れたのであった。

 まず、ラウンジ入口に備え付けてある自動販売機で食券ならぬ飲券を購入。その券(実際には色とりどりの札)をカウンターに持っていき、飲み物をその場で注いでもらうのだ。
 バーテンタキシードが凛々しい女性は慣れた手つきで金色のサーバーから飲み物を注いでくれるのだ。
 注いだ飲み物と一緒にオリジナルの「スナック」を一袋添えてくれる。これが実に嬉しい。

 そうやって、ワインを頂き、席に着いた。1杯400円。ワイングラスに注がれた美しいビロードをたった400円で飲める至福。

 土曜日の昼下がり。
そこには喧噪などなく、さりとて閑散とするものでもない。ほどよく人が訪れ、落ち着いてビールをたしなむ。そんな空間がそこにあった。

 ワインの杯を空けたが、なんとなくまだ家路につくのがもったいなかった。再び、自販機に向かい、「エーデルピルス」のボタンを押した。
1杯300円。ビアグラスに注がれる黄金色の輝きは、神々しいほど美しい。細かい泡はクリーミィに山頂の雪のように被せられている。

 早速、席に戻って口にしてみる。ゴクゴク。やはり、うまい!kののど越し。そして、何とも言えぬこの苦み。そしてできたてのおいしさ。できたての最高のビールを最高の状態で、そしてビールメーカーの方が注ぐ、このビールが僅か1杯300円とは。
 
 例えば、ガーデンプレイスでのデートで歩き疲れたときに。東京都写真美術館のアートな興奮の余韻に。ここで、喉を潤す。ウエスティンホテルのカフェもいいが、この穴場は、カップルにとって盛り上がりますゾ。
ビールは「エーデルピルス」の他「ヱビス」「エビス黒」そして「ギネス」。いずれも1杯300円だ。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 居酒屋放浪記NO.0194 ~この... | トップ | 居酒屋放浪記NO.0196 ~日曜... »

コメントを投稿