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居酒屋さすらい 1856 - ホストは翁 - 「酒場 翁亭」(京都市左京区)

2021-12-07 21:23:54 | 居酒屋さすらい ◆地方版

2年ぶりの京都。だが、ふりーまん師の家の訪問はもう3年ぶりになる。だから、京都駅からの家の行き方を忘れてしまい、到着したのは京都駅着から2時間後だった。

ふりーまん師の家に着いて、出迎えてくれたのがラブラドールレトリバーの翁だった。ものすごい嬉しがりようで、自分の訪問を歓待してくれた。

短パンに着替えて座椅子に腰掛けると翁は至近距離から自分の顔を見つめてきた。どうやら顔を舐めたいようだ。

「いいよ、いいよ」と拒否の姿勢を見せたら、悲しい顔をしてダンボールハウスに引っ込んでしまった。ふりーまん師の言うように翁は人の言葉を解するらしい。

ビールが出てきた。

キリンの「スプリングバレー」。長谷川博己さんやCMで贅沢に作ったと評判のビール。家の近所のスーパーでやたらとキャンペーンを打っていたが、結局一度もそれに釣られることはなかった。どうせたいしたことのないビールだろ?そう思っていた。だが、一口それをいただいて、キリンの口上は誇張でないことが分かった。味わいが濃くてとにかくうまいのである。最近はもうビールを飲むことがほとんどない。だからこんな高価なビールを用意してくれたことに胸が熱くなる。

そしてつまみは「ポテトサラダ」。見るからにもうおいしそうだ。

ポテサラにはその店(人)の全てが凝縮されているという格言はふりーまん家でも例外ではなかった。とにかくもううまいのである。マヨネーズは抑え気味だからしつこくないし、コーンがいいアクセントになっている。こりゃビールがすすんじゃうな。

そのイベントは突然やってきた。ホスト役翁にレタスを食べさせタイム(翁ブログ参照

レタスを一心不乱に噛んで食べる翁の顔が怖すぎて。さすが今夜の主役、翁。

実はこの日、ふりーまん師にリクエストしていたのは、インドカレーとチャパティだったのだ。ふりーまん師はわざわざインドの食材屋にチャパティの原料の全粒粉を買って、それを用意してくれていた。

そのカレーとチャパティがこれまた絶品だった。素人といっては失礼だが、商売人ではない人の手作りでこれだけのクオリティの高いカレーとチャパティはそうそうないだろう。うまいよ。本当にうまいよ。

ビールの後は、ふりーまん師がどこぞの酒屋で仕入れてきたという安焼酎で乾杯。関東で言えば、「大五郎」みたいな甲類焼酎で4リットル1,000円以下みたいなやつ。でも、こういう焼酎に慣れ親しんでいる自分にとってはむしろこっちの方がいい。

滞在僅か3時間弱。楽しかった時間は瞬く間に過ぎていく。

帰りは七条で降りてJR京都駅へ。京都駅近くの立ち飲み、「いなせや」の前を通ると、お店はだいぶ賑わっている。あぁ、ちょっと立ち寄りたいと思ったが、もうお腹いっぱいだし。それに立ち寄っちゃうと東京着は0時近くになっちゃうだろう。

あ、自分はもう会社員じゃないんだっけ。パソコン一式あればホテルでも仕事が出来るんだし。でも今夜は帰ろう。とにかく疲れた。

ありがとう師よ。ありがとう京都。

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2 コメント

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Unknown (ふりーまん)
2021-12-10 00:49:43
ホント久々に会ったよなあ、3年もあいた感じは全然しなかったけど。

料理、喜んでもらえて良かったよ。ちなみにポテサラ、隠し味にナンプラー入れてたんだ。カニカマと合うと思って。

あとチャパティーは、以前日本の全粒粉で作ったら、全然うまくいかなかったんだよなあ。インド食材屋のおばちゃんは、日本のは粉の大きさが細かすぎるからうまくいかないって言ってた。

事実、今回のは明らかにうまくいったもん。やっぱ素材、大切だねえ。

次回は、じっくり翁と遊んでやってくれ、師よ。翁が元気なうちに是非。
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Unknown (熊猫)
2021-12-10 03:03:17
師よ。
久々だったけれど、本当にそんな感じしなかったね。ただ、まさかこのタイミングで京都に行けるとは思わなかったよ。まだコロナもあるし、自分ももうなかなか仕事の出張もないだろうと思ってたし。

翁はいい子だね。
知らない人なのに尻尾をぶんぶん振って喜んでいたさは。近い距離でじっと顔を見てたし。久しぶりにワンちゃんと触れ合えて癒されたなぁ。

来年も京都行きのチャンスはあると思う。そしたら、翁に比叡山でも案内してもらうかな。
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