ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

MINA

2008年04月05日 | 私的Rare盤
伊VARIETY/RLV ST 90514/MINA/INTERNAZIONALE/stereo/1976年

今日はイタリアのMINAのアルバムいろいろです。このページのアルバムを私的レア盤としたのは下に掲げたRIFI盤/MINA/MINAが僕にとってはレアだったのでそういうジャンル分けにしました。RIFI盤を求めながらなかなかに出会えずにいた頃はブラジル盤MINA/MINAを聴いていたのです。その後に幸運にも伊オリジナルが入手でき, その勢いで上の写真のINTERNAZIONALEもその後に入手に至りました。このVARIETYというレーベルはミラノのRIFI系列のレーベルです。二つのアルバムを同時掲載したのは内容が重複している曲が多くある為でまた再生音の違いも大きいた為その落差に驚いたので紹介させていただきます。シンガーMINAのボーカルの感想は上にリンクしてあるブラジル盤MINA/MINAをご覧ください。

イタリアから上記のVARIETY盤/MINA/INTERNAZIONALEが届きこれで欲しいMINAのアルバムは揃ったと喜んだ僕はその夜に早速ターン・テーブルにレコードを載せ聴き始めをしました。でも音があまり良くありませんというより、ハッキリ言うとかなりひどい音で具体的にはミーナのボーカルがすっぽりと抜けているような音で色々と調整してみたのですが、バックの演奏は良い状態で聴けているものの彼女のボーカルだけはエコーがかかった遠くにしか聴こえませんでした、もう聴くのを止めようかと思った頃にA-4のSTAR FELL ON ALABAMAが再生されると普通の再生で聴こえ始め、次のA-5のI'M GLAD THERE IS YOUになるとまたもや音が怪しいその後のA面最後のEVERYTHINGS HAPPENS TO MEになるとまたごく普通の再生音というのを聴いた時に、このアルバムはRIFI盤MIMA/MINAに収録されていた曲と別の収録曲とをカップリングしたアルバムだと気づいたわけです。VARIETY盤/INTERNAZIONALEでB-3のEBB TIDE(ひき潮)はMINA/MINAには収録されていませんが再生音もよく彼女のボーカルも楽しめました。B面は4のINVITATIONは録音が悪いですがこの曲以外は問題なく聴けます。これ以上は詳しく分かりませんが, このVARIETY盤は何枚かのアルバムからのオムニバス盤です。という事でMINAを聴くならば是非RIFI盤のMINA/MINAを聴いてくださいませ、この一枚こそが僕にとってはMINAのベスト・アルバムと思っています。VARIETY盤だと不完全燃焼のままになるかも知れません。

収録曲/ A面/MY MELANCHOLY BABY/ I'M A FOOL TO WANT YOU/ FULL MOON AND EMPTY ARMS/ STARS FELL ON ALABAMA/ I'M GLAD THERE IS YOU/ EVERYTHINGS HAPPENS TO ME/ B面/ YOU GOT TO MY HEAD/ STELLA BY STARLIGHT/ EBB TIDE/ INVITATION/ ANGEL EYES/ THE NEARNESS OF YOU/


伊RIFI/RLF LP 14004/MINA/MINA/mono/1964年

ブラジル盤MINA/MINAを記事にしたしばらく後に入手した伊RIFI盤のMINA/MINAです。何が素晴らしいかというとジャケットが鮮明でキレイな上に見開きジャケットになっています。再生音もブラジル盤よりはやはり深みがあって文句ありません。見開きジャケにはミーナの収録写真が4枚掲載されています。最後にもう一度本アルバムは素晴らしいです(諄くてすみません)。

追記:レコードに若干の反りがあったブラジル盤/MINAは反り修正器によって反りが修正できました。完全修正まではいきませんが、極く微細な反りの範囲にまで直っていますので報告させていただきます。

収録曲 /A面/ THE NEARNESS OF YOU/ ANGEL EYES/ NINGUEM ME AMA/ LA BARCA/ STELLA BY STARLIGHT/ INSENSATEZ/ B面 /E SE DOMANI/ NON ILLUDERTI/ SABOR A MI/ YOU GO TO MY HEAD/ STARS FELL ON ALABAMA/ EVERYTHING HAPPENS TO ME

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2 コメント

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こんばんは (kuiren)
2008-04-08 21:15:18
azuminoさん

コメントありがとうございます。

>Gigliola Cinquett
夢見る思いとか懐かしいです。
サンレモ音楽祭りの常連というか花といっても良いぐらいの存在じゃなかったでしょうか。

昔は日本でもイタリアのカンツォーネやフレンチ・ポップがラジオで良く紹介され人気もあったのですが、最近はそういうヒット曲がないのが少し寂しい気がします。
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イタリア (azumino)
2008-04-07 22:14:58
kuirenさん こんばんは

大阪に行かれているようで、ちょっと出遅れのコメントです。ミーナのこのアルバム(variety盤)はスタンダード集でジャケットが明るくてよいですね。また、イタリア・オリジナルを入手されたとのこと、すごいですね。

イタリアといえば、最近、ジリオラ・チンクエッティやイヴァ・ザニッキ、ロザンナ・フラテルロなどカンツォーネものを再聴していました(CD中心です)。チンクエッティはHPに少し整理して再掲載しました。洋楽ファンだったので、この手のものも気になります。
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