ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Jo Stafford

2006年03月28日 | 女性ボーカルS
CBS盤で1960年録音のJo Staffordの“JO+JAZZ”です。このアルバムの顔の表情恐いですね。最初に見た時は正直言うと最近はやりのニューハーフかと思いました。名前もジョーですし。
1920年カリフォルニア生まれでもともとは姉妹三人でスタフォードシスターズとして歌っていたらしいです。その後'38年にトミー・ドーシー楽団へ入りコーラスはもちろんソロでも活躍し'47年にはゴールデンディスクを受け人気を確立したとあります。'51年にCBSへ移籍しその後に出たアルバムが彼女のアルバムの中でもジャズボーカリストの持ち味が出ているアルバムでしょう。当時のエリントン楽団のメンバーを中心としたオーケストラ伴奏で、テナーサックスのベンウェブスターやアルトサックスのジョニー・ホッジスが脇を固めています。本アルバムは国内再発のステレオ盤の為、音は今ひとつという感じですが、彼女の声はやや低いですがしっかりとした声(骨太な声というんでしょうか)でジャズボーカルを充分楽しめます。

余談ですがステレオとモノラルでは通常はモノラルの方が音が良いとされています。実際に聴いた場合もそう感じるアルバムが大部分でまれに逆の場合もあるようです。これはモノラルがレコード溝が凹状なのに対して、ステレオはV状となっており楕円針を使う為レコード接地面が大きく異なる為なのでしょう。私はステレオ録音でもモノラルで聴きますが時にはステレオ針でも聴き比べてみますが、私の装置ではモノラルに部があります。ちなみに針はどちらもDENONのDL102とDL103で
す。

収録曲
A面
1, JUST SQUEEZE ME
2, FOR YOU
3, MIDNIGHT SUN
4, YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
5, THE FOLKS WHO LIVE ON THE HILL
6, I DIDN'T KNOW ABOUT YOU
B面
1, WHAT CAN I SAY AFTER I SAY I'M SORRY
2, DREAM OF YOU
3, IMAGINATION
4, S'POSIN'
5, DAY DREAM
6, I'VE GOT THE WORLD ON A STRING

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2 コメント

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今日久々に聴きました (Sugar)
2006-05-23 22:08:00
やっぱり大手CBSの録音は凄いです。

kuiren-sanの盤は、日本盤ですか。オリジナルでしょうか?

僕のはCDですけれど、バック陣が我が家にやって来たという感じのリアルな定位がいいです。

スピーカーの外側70cmににウェブスターが定位、ルーム・エコーがタップリなソロ、オブリガードが堪能できました。

スタッフォードのボーカルもしっかりセンター定位で、マウスも小さく、バラードが本当に堪りません。

10年ぶりに聴きました。

PS

コロンビアのセロニアス・モンクも聴いたのですが、やっぱり凄い音してます。昔はコロムビア盤を馬鹿にしていたんですが、この頃はいつも驚かされています。
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国内盤です (kuiren)
2006-05-24 00:01:12
この盤は国内再発盤です。オリジナルを聴いた事はありません。

私のを聴いた印象はううんイイ音だとまでは思わなかったのですが再発盤の宿命でしょうか、また聴き直してみます。

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