ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Jeanne Ewing

2006年10月21日 | 女性ボーカルE
AUDIO FIDELITY盤で Jeanne Ewingの“LOVE LIKE IT IS JEANNE EWING”1966年録音・レコード重量160g

彼女は8歳の時にN.Y.のアスターホテルでベン バーニーと共演したのが芸歴の始まりとライナーノートにはあります。後に妹のジョーと組んでEwing Sistersという名のDuoで活躍するようになり、活動がハリウッドやラスベガス主体になったようです。ルイアー厶ストロングショーにサミーデイビスJRと共に出演したようですが、さほど売れた歌手ではなかったようです(想像です)。ジャケットの写真は、シャギー調のカーペットの上で座る彼女と、見た事があるようなレコードプレイヤーにレコードが乗せられ回転しているようです。なかなか良い設定の写真だと思います。このアルバムでの彼女のボーカルはジャズとポップの味がそれぞれあるようです。特にA-1は高速ポップのようで最初にこれを聴いた時は針を上げてもう聴くのを止めようかと思いました。がA-2のMOONLIGHT IN VERMONTではやや高い声ですが女性の情感が表現されていてホッとしました、B-1,B-3,B-5も聴けます。彼女のボーカルの特徴は高域での声での危うさというか儚さを感じさせるところでしょうか、危ういんですが一生懸命に踏み止まって外れないそんな感じです。できればジャズバラードを詰め込んだ彼女のアルバムがあれば是非聴いてみたいと思ったシンガーです。

VAN ALEXANDERによるアレンジ指揮でのオーケストラ伴奏
収録曲
A面
1, LOVE JUST HAPPENS
2, MOONLIGHT IN VERMONT
3, I LOVE MY BABY
4, WHAT MAKES A HEART BREAK ?
5, WHEN JOHNNY COMES MARCHING HOME
B面
1, I HAD THE CRAZIEST DREAM
2, SUMMER SONG
3, SMOKE GETS IN YOUR EYES
4, MON AMOUR, MON AMI
5, THAT'S ALL

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