WARNER BROS/1-23805/RICKIE LEE JONES/GIRL AT HER VOLCANO/10inch/1983
このリッキー・リー・ジョーンズという歌手はまさにどん底から這い上がったような女性で、僕は彼女にロッキー・リッキーとでも呼びたい感じです。1954年シカゴ生まれの彼女ですが、人は生まれながらに不平等というのか彼女の場合は両親がともに孤児院出身という事で自分の家族の愛情を知る事ができなかった両親に育てられたのですが、そのせいかどうか少女の頃から酒や妊娠中絶はては麻薬と荒廃した生活の後に家出をして, バーのウエイトレスなどをしながら全米各地を放浪もしたようですが, 19歳の時にL.A.のクラブで歌い始めリトル・フィートのロウエル・ジョージに認められデビューのきっかけをつかみました。2004年には来日してライブをおこなっています。現在もアメリカで人気の高いシンガーそしてソングライターとして活動しています。本アルバムでは彼女はピアノを弾き語りしていますが、近年はアコギやエレキギターでの演奏が多いようです。彼女の声質ですがハスキーながら甘味を帯びた可愛い声で、歌い回しは投げ出すような歌いっぷりのところがありそれが飾らぬ彼女の個性を主張しているようですが、声を張って歌うところでは絞り出すような情感をかんじさせ、心のどこかを揺さぶられるようです。説得力のあるボーカルです。ジャケットは黒地に前衛的なイラストが描かれているもので僕はこれに牢獄をイメージしましたが, どうでしょうか? ジャケ裏のアンニュイな彼女の写真を載せておきます。アルバム全体はジャズとブルースとフォークが一体となったような曲調に感じられます。比較的最近のアルバムですが, 彼女の叫びが届くようなアルバムとなっていて聴けます。パーソナルは, RICKIE LEE JONES(vo. p), NATHAN EAST(b), ART RODRIGUEZ(ds), DEAN PARKS(g), その他は曲目によって変動有り省略
収録曲
A面
1, LUSH LIFE
2, WALK AWAY RENE
3, HEY, BUB
4, MY FUNNY VALENTAINE
B面
1, UNDER THE BOARDWALK
2, RAINBOW SLEEVES
3, SO LONG
このリッキー・リー・ジョーンズという歌手はまさにどん底から這い上がったような女性で、僕は彼女にロッキー・リッキーとでも呼びたい感じです。1954年シカゴ生まれの彼女ですが、人は生まれながらに不平等というのか彼女の場合は両親がともに孤児院出身という事で自分の家族の愛情を知る事ができなかった両親に育てられたのですが、そのせいかどうか少女の頃から酒や妊娠中絶はては麻薬と荒廃した生活の後に家出をして, バーのウエイトレスなどをしながら全米各地を放浪もしたようですが, 19歳の時にL.A.のクラブで歌い始めリトル・フィートのロウエル・ジョージに認められデビューのきっかけをつかみました。2004年には来日してライブをおこなっています。現在もアメリカで人気の高いシンガーそしてソングライターとして活動しています。本アルバムでは彼女はピアノを弾き語りしていますが、近年はアコギやエレキギターでの演奏が多いようです。彼女の声質ですがハスキーながら甘味を帯びた可愛い声で、歌い回しは投げ出すような歌いっぷりのところがありそれが飾らぬ彼女の個性を主張しているようですが、声を張って歌うところでは絞り出すような情感をかんじさせ、心のどこかを揺さぶられるようです。説得力のあるボーカルです。ジャケットは黒地に前衛的なイラストが描かれているもので僕はこれに牢獄をイメージしましたが, どうでしょうか? ジャケ裏のアンニュイな彼女の写真を載せておきます。アルバム全体はジャズとブルースとフォークが一体となったような曲調に感じられます。比較的最近のアルバムですが, 彼女の叫びが届くようなアルバムとなっていて聴けます。パーソナルは, RICKIE LEE JONES(vo. p), NATHAN EAST(b), ART RODRIGUEZ(ds), DEAN PARKS(g), その他は曲目によって変動有り省略
収録曲
A面
1, LUSH LIFE
2, WALK AWAY RENE
3, HEY, BUB
4, MY FUNNY VALENTAINE
B面
1, UNDER THE BOARDWALK
2, RAINBOW SLEEVES
3, SO LONG
リッキーは最初ロック系だと思って、敬遠していたのですが、友人のレコード店の店長が「これは立派なJazzアルバムだ」というので、購入しました。ジャニスの"Little Girl Blue"程度のスタンダードを聞かせてくれるのかな?と言う程度の期待でしたが、アルバム初頭の"Lush Life"A面最後のピアノのバックのみで歌う"My Funny Valentaine"に痛く感銘を受けました。ジャケット裏には、販売媒体としてカセットもリリースされていると記載されており、それには"Something Cool"も収録されているとのこと、十数年探していますが未だにヒットしたことがありません(Pop Popも未だにUS盤を探しています)。CDには入っているのは知っているのですが、なんとなくまだカセットを探しています、節を曲げてCDを買った方が良いですかね?
彼女の歌い方は仰るとおり、チョットそっけないですが、それが彼女のそれまで歩いてきた人生を表しているようで好感が持てます。又、これらスタンダード曲は全て彼女のコンサートで歌ったもののライブ録音です、彼女自身の生まれた頃に出来たり、ヒットした曲を、サラッと自身やトム・ウェイツ作の曲の合間に歌う所に驚きを覚えますし、スタンダードの良さではないでしょうか?
PS:ホントはサキコロのところに書けばよかったんですがついでにコメントしますね。
一度だけオリジを見たことがあります、それはロリンズのコンサートの出待ちをしていた時、私と同じようにLPのジャケット持っていた方がこれをお持ちでした。うれしそう(私も)にロリンズのサインを貰った彼に、「いいですね、それはオリジナル盤でしょ?うらやましいですね、ちなみにおいくらぐらいでしたか?」「USで$2,000でした」。.....バブル末期の頃のお話です。
こんにちは
コメントありがとうございます。
また500枚アップの件でもコメントいただき重ねて有難うございます。
これもKen-Kさんを始め教えていただいたり感想をいただけたおかげで続けてこれたと思います。
これからも“いま買わねばたれが買ふ、わしが買わねばたれが買ふ”の精神で目ぼしいアルバムを買い求め紹介させていただければ嬉しい限りですが、財政事情と体力に限りがありいつまで続けられるか分かりませんが、できるところまではぼちぼちとやっていきますので、これからもよろしくお願い致します。
>カセットの件
僕はカセット装置がすでにないので、カセットは眼中にありませんでした。
カセットの音は如何でしょうか?
でもSomething Cool"が収録されたCDは入手したいです。
またPOP POPも見かけないアルバムですね。売りにでるとかなりの値段になるのではないでしょうか?67camperさんならお持ちかもしれませんが、僕は所有していません。ヤフオクで以前に見かけた記憶があります、その時はパスしてしまいました。
>お願い
Ken-Kさんへ不躾なお願いがあるのですが、僕を“様”づけではなく“さん”にしていただけませんか。どうも“様”で呼ばれると恥ずかしいような相応しくないような気がしてしまいます。こちらからも“さん”づけにさせていただいていますのでよろしくお願いします。