三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

クレイジーソルトの強靭

2012-09-06 10:37:49 | 学びました。
〈8月12日の食事〉
朝:フルーツグラノーラ+ヨーグルト コーヒー
昼:キッシュ ニース風サラダ (以上二点、DEAN&DELUCAで購入)
夜:バターチキンカレー ナン マンゴーラッシー @スルターン/飯田橋

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休日出勤となってしまったこの日、またDEAN&DELUCAへ。
好きな食べ物ひとつでモチベーションがあがるのだから、もう私は自分を甘やかす所存だ。

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本日は、岩塩の代わりにクレイジーソルトをなめると後悔するよ、という話をしよう。

今年の夏も暑かった。
暑ければ汗をかき、汗をかけば一緒にミネラル分が失われてしまう。
補うために塩分をちゃん摂取しようというのは、もはや聞きあきた構文並に浸透している事実である。

そのためにはしっかり塩分の効いた食事を摂ればいいのだが、ままならない時にはスポーツドリンクも有効。
けれど普段スポーツドリンクを飲まない嗜好の持ち主だと、たまにならいいけど毎日飲んだら飽きてしまいますよね。
そこで取り出したるは、クレイジーソルトなのであった。
クレイジーソルト舐めればいいじゃない。

何故そこでクレイジーソルトが出てくるかと言えば、話はサバイバルゲーム参加時に遡る。
塩分補給のため、そこでは岩塩が支給されたのだ。
岩塩がアリならば、岩塩にいろいろハーブなんかを足したりしてみちゃったクレイジーソルトというものだってアリだろう。
むしろより美味しい補給の仕方発見だろう。
で、まあ、先にも述べた通り、後悔した訳なのだが。
確かに美味い味なんだが、単体で舐めるにはしょっぱいし、なんせ臭い。

料理に使うとたいがいのものは美味しくなるのに、どうしたわけなんだ。
というか、この匂いの正体は何だというのよ、と成分表示をみればオニオンだのニンニクだのとある。
そりゃあ臭かろう。
それにしても、単体で舐めなければ気付かなかっただなんて、どんなモウロクした舌なんだろう。
まあ、料理に使えばその存在を強く打ち出さずに、素材の力を上手く引き出すってことなんだろう。

単体舐め禁止、塩分としても調味料としても、摂るなら料理に使いましょう。
おそらく当たり前のことをもってして、結論とする。

こういう腹筋の痛め方だったらいくらでも。

2012-09-05 10:21:32 | 行きました。
〈8月11日の食事〉
朝:ヨーグルト
昼:ツナのベーグルサンド ゆでアスパラ コーヒー
夜:地ビール4種ほど お造り ウィンナー盛り合わせ うどん などなど @滝/渋谷 桜ヶ丘

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このウィンナーのもりもりっとしたシズル感にあふれる写真は何か、といえば、友人J(またの名をY)、昔の職場の後輩にあたるSくん、Iくんとの食事会なのであった。
途中で思い出したように撮った一枚。
あとは会話に夢中で、食事写真を撮るのも疎かな感じに。
笑いすぎて腹筋が吊った。
漫画のキャラクターの年齢あてクイズとか楽しかったな~!
わたくし、今現在星一徹と同じ歳らしいです。

この3人の中で在籍が被っているのはJだけで、ほかの二人とは数えるほどしか会ったことがないのである。
けれど、ツイッターなんかでの交流で、親しみ度合いは抜群。
いやあ、ありがたいもんです、SNS。

この場を設けてくれた皆に。
そしてオープンから一周年記念ということで、破格値で飲み放題(しかも、原価が高い地ビールも対象ですからね…)付きのコースを打ち出してくださった〈滝〉さんに感謝である。
ありがとう!

私を焚きつけるもの

2012-09-04 23:42:28 | 買いました。
〈8月10日の食事〉
朝:トーストにハニーナッツクリームチーズ コーヒー
昼:ハムとチーズのバケットサンド グリルサラダ(以上二点、DEAN&DELUCAで購入) コーヒー
夜:スンドゥブチゲ ごはん キムチ @李さんの台所/飯田橋

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落ちかけたやる気に焚き付けるための起爆剤として、好物というものは有効である。
そこで登場と相成ったのは、DEAN&DELUCAのサンドイッチにサラダ。
前日の夕食はやけ食いをして野菜なんか摂ろうともしなかったから、その自戒の意味も含めて。

私の通勤ルートにDEAN&DELUCAはないから、早く家を出て、それで向かったのだった。
「ああ、DEAN&DELUCAのサラダとかキッシュ食べたい。けど行くの面倒だなあ…」と思っていたけど、いざ行ってしまえばこの距離なんて訳もない。
美味しいと嬉しい、が手に入るなら、お安い御用じゃないか。
面倒がってたことにも自戒。

ワクワクしながら開封した昼ごはん。
ちゃんと燃料となりました。
今日もご馳走さまでした。

水平があらわれる

2012-09-04 10:47:52 | 食日記
〈8月9日の食事〉
朝:フルーツグラノーラ+ヨーグルト 弁当の残り コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯にゆかり、メカジキとネギのショウガ炒め、キャベツのコチュ和え)
夜:カレーパンとかお菓子

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どこかに出かけた覚えもないのに、だったら食べているはずなのに、夕食の写真を撮っていないのなんでだろう…と思いを巡らせ、はっとした。
そうだ、あの日はムシャクシャしていたのだった。
みだりに急き立てられ、追い詰められた気分になって。
冷静になるために散歩なんかをしていたのであった。

夕食はその流れで、コンビニで買ったものを片っ端からかっ食らったのだった。
うさを晴らすように。
目の前のものを片付ける一心で、写真を撮る余裕もなかったのだ。

そんなことが思い出された。
従って、一人で食べている飯の写真をちゃんと撮ってる、というのは精神的に安定しているかどうかのバロメーターでもあるのだった。
写真に残し、その文章を書くというのは、その辺りが如実に表れるし、記憶に残るものだと改めて思う。
今後はそうならないよう、気を付けたいもんである。

カレーパンでキャッチボール

2012-09-04 00:12:45 | パン侍
〈8月8日の食事〉
朝:前日の弁当の残り フルーツグラノーラ+ヨーグルト あんパン コーヒー
昼:カツサンド ゆでたまご入りカレーパン(いちげベーカリーで購入) 烏龍茶
夜:幕の内弁当(確かローソンで買った)

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私はパンが好きである。
30歳を超えてからとみに好きになり、そのきっかけは、本格的なベーグルやハード系のパンに出会ったことである。
そういったパンは、店名がフランス語やドイツ語由来で、ブーランジュリーやらベッカライといった呼び名で呼ばれてて、白木やアンティーク雑貨なんかに囲まれたような店構えの、まあ言ってしまえばこしゃまっくれた店で売っていまして。
そんなお店ばかり重宝していてすみませんでした!という話である。

実は、こちらのお店は我が職場からは一番近いパン屋なのであった。
にも関わらず、職場移転から2年以上も経てようやく行ったのであった。
それもこれも、上記のような理由をもってして、かたいパンを売る店にばかり行っていたせい。
つまりは、こちらは昔ながらのパン屋さん、なのであった。

今まで頑なに行かなかったのに、なぜ足を踏み入れたか。
パンを食べたかった、けれど外は暑いし遠くまで歩きたくなかったからである。
つくづく不遜な理由だ。

そんな邪な心で向かったのに。
いざ足を踏み入れれば、郷愁に駆られて鼻の奥がつんときたのであった。
ラップに包まれたハンバーガーやホットドッグ、コロッケパンにカレーパン、小さな三角形のピザ。
惣菜パンにばかり気をとられていたけど、チョココロネやクリームパンもあったに違いない。
そうだ、子どものときから知ってるパン屋は、こういう店だった。

カツサンドと、ゆでたまご入りのカレーパンを選ぶ。
そもそも昼を軽く済ますつもりでパンというチョイスだったのに、すっかり重いものばかりトレイに載せてしまった。
いやあ、美味しそうでさあ。

食べる。
カツサンドの食パンが、サクサクしているように思う。
作ってからあまり時間が経ってないせいだろうか。
パンが水分を抱き込んでおらず、しっとりしていない。
カツの衣と相まって、そのサクサクさが美味しい。

特筆すべきはゆでたまご入りのカレーパンだ。
まだほのかに温かいそれに、ザクッとかぶり付き、咀嚼する。
カレーは、具にウェイトを置いていない、昔ながらのペースト状のカレー。
噛めば噛むほど美味しく、そして郷愁の念にもどんどん絡め取られてゆく。

そうだ、ゆでたまごが入った、こういうまん丸なカレーパンって、あった。
そして、大好きだった。
10歳くらいの私がボール状のこれを放り投げ、33歳の私がキャッチした。
そんな思いだ。

とどのつまりは。
こじゃれた固いパンばかり大切にしてごめんなさい。
私が馬鹿でした。
また、行こうと思う。