三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

柚子胡椒と痛みある改革

2012-09-09 16:51:08 | 作りました。
〈8月15日の食事〉
朝:バナナ コーヒー
昼:ドライカレー コーヒー @bio cafe/渋谷
夜:鶏と野菜のペペロンチーノスパゲティ・柚子胡椒風味 サラダ 海老とアボカドの柚子胡椒マヨ和え ビール

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世間様はお盆だけど働いておりました、けれど出社がゆっくりなら退社も早めでした、な一日。
久々の平日夜自炊でございました。

して作ったのは、鷹の爪の代わりに柚子胡椒を使ったペペロンチーノ・スパゲティ。
以前、パスタの店の看板で、夏フェアとして柚子胡椒を使ったスパゲティの商品があったのだ。
それはカルボナーラに柚子胡椒風味を足したものだったのだけれど、それを見て思い付いたのは、鷹の爪の代わりに柚子胡椒を使っても、似て異なる新しい代物を作れるんじゃあ?ということ。
早速、実行に移した次第である。

つって、オリジナルのペペロンチーノすらも作ったことなかったんですけどね。
待てよ、他にはオリーブオイルと塩とニンニクがあればどうにかなるって思ってるけど、特殊な材料使わないだろうな?と気づき、スーパーの前でレシピを検索したほど。
(結局のところは、特別な材料を使わずに済んでよかった)

そして作る段においても、レシピを見ながら頼りなく作業するわけなんだが。
ニンニクと唐辛子を使うものって、まずそれらを鍋・フライパンに突っ込んでから加熱し、徐々に香りを出すものなんだけど、果たして柚子胡椒の場合はそれで正解だったんだろうか。
柚子の香りが飛んでしまうんじゃ、と思うがそれもまあ後の祭りだ。
とりあえず、それらで鶏と野菜を炒め、ゆであがった麺と絡めて完成だ。

食べてみると。
ベクトルはよいのである。
が、いかんせん辛すぎた。
辛いものが大丈夫な向きなら問題ないが、苦手なら一発でアウトだろう。

原因を探ると、味見をした際に柚子の風味が足りなく感じ、柚子香においては申し分なくなるくらいには柚子胡椒をじゃんじゃん足していったからだと思われる。
となると、やっぱり調理の最初に入れたら香りが飛んじゃうのだな。
ニンニク・オリーブオイル・塩だけでも美味しい状態を作っておいて、火をとめてから和える、程度で良かったのだろう。

そして羽振りよく使ったもんだから、もう柚子胡椒の残りも侘しいもんになってしまったのである。
調味料としては、決してそう安くはないのに…。
でもまあ、痛手を負ったからこそ学習もするだろうということで。
次回に備えた、痛みある改革だったと思うことにしよう。

隠れ家で祝杯を

2012-09-09 10:33:26 | 行きました。
〈8月14日の食事〉
朝:フルーツグラノーラ+ヨーグルト バナナ コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、牛肉と野菜のトマトオイスター炒め、ほうれん草入り卵焼き、キャベツのおひたし)
夜:コース料理 白ワイン @レストランかみくら/神楽坂

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同居人が誕生日を迎えた。
30歳だ。
そこで、私がホストとなってお祝いしたというこの日の夕食。

「神楽坂で、日本家屋をリフォームした感じの隠れ家フレンチ」というヒゲぼうぼうのくせに女子力の高いリクエストを受け、探す。
そんな無茶ぶりに敵うレストランがあるのだから、東京ってやつはレストランに関しては万事受け入れ体制が整った街ですよね。
それが今回お世話になった「レストランかみくら」。
隠れ家ぶりにしっかり迷いながら、入店。

コース料理はどれもこれも美味しかったのだけれど、特筆すべきはスズキの料理と牛肉料理。
特に牛肉料理は舌に鮮やかで、厚めの、けれどとても柔らかい肉が、噛み締めるたびに笑えてきてしまう。
とてつもなく美味しくて。
昼に牛肉を使った料理をうっかり作っていて、「あ、被ったらどうしよう…」と後で気づいたのだけれど、杞憂でしたね。
小間切れで雑に炒めた私の料理を、並列されるのが間違いだって。

ワインボトルのラベルを記念にいただき、胃も心も満足して店をあとに。
同居人も満足そうだ、よかった。
というわけで、本当におめでとう。
これからもよろしく(このブログ教えてないけど)。