三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

女子力の権化

2012-09-21 13:40:47 | こんなものを食べてみました。
〈8月21日の食事〉
朝:メロン にんじんしりしり コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、豚と豆苗の炒めもの、ウィンナー、きんぴらごぼう、キャベツのおかか和え)
夜:妹と。パスタ二種 生ハムのサラダ アイスティー @hive cafe/飯田橋

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事務所をシェアしているOさんは、どうも女子力が高いのではないかと思うのだ。
サーフィンが趣味で、意欲的に体を鍛えている。
おやつにはナッツやらドライフルーツを食べている。
武田久美子さまやら長谷川理恵のような過ごし方をしているが、見た目こそ若いものの御年45のれっきとしたおっさん、それがOさん。
そのOさんが新しく始めたものが、「グリーンスムージー」なのであった。

グリーンスムージーとは、葉もの野菜とフルーツとをミキサーにかけたジュース。
それらを火にかけず、また濾過もしないから、酵素やら繊維質やらが手軽にふんだんに摂れるらしい。
健康目的だけでなく、ダイエットや美容目的で始める女性が増えているようだ…と、やっぱりOさんの興味の示すものって女子力高い。

私は昨年『地球のココロ』というサイトで知り、簡単に出来そうだと思ったものの、重い腰は上がらないまま。
Oさんに先を越され、便乗していただいたりなどして、まったくもって頭が上がらない。

さて、色々と試してみて(作ってもらってるだけだが。野菜・果物の差し入れなどはしています)。
先述の『地球のココロ』内でも明記してあったが、素晴らしいのはバナナの力。
甘みが強く、全体を上手くまとめる力も強い。
ほうれん草や大葉といった主張の強い野菜も、こともなげに手中に納める、頼りがいのある大将といった感じ。
すごいなあ。

という感心も、束の間。
ある日試したゴーヤというひとは、そのバナナという強力な大将を易々とねじ伏せたのであった。
苦い、もうとにかく苦い。
飲み干せないほどではないが、主張がただならぬ。
腕も技も立つが、性格に癖があっていまいち周りの理解を得られない戦士、といった感じだ。

その上をゆくのがニラであった。
もう、想像だけでも凄いでしょう。
その予想の斜め上をゆくと思ってもらって間違いない。
「飲むギョウザ」である。
しかも、バナナも一緒に包んじゃた。
どうしてくれる。
鼻をつまんで飲んだが、飲み干した後に胃から上がってくる臭気に身震いした。
まあ、飲んだ後に体が温まる感覚があったから、確かに体に効くものではあったようだ。
バナナやゴーヤすらも頭があがらない、我が道をゆく占星術師といった感じか。

さて、効用について。
再三述べた通り、私はOさんがスムージーを作る際に、おこぼれをいただくのみ。
毎日沢山飲んでいる訳ではないので、美容効果や健康効果については、はっきりとしたことは言えない。

が、気を付けて自炊していても充分に足りているとは言いがたい野菜を(しかも生で)、これで補えているという安心感が心強い。
そして満腹感。
飲み物という形をとっているけど、なんせ元は野菜や果物をすりつぶしたもの。
見た目以上のボリュームがあるから、昼食と夕食の間の空腹時に飲めば、随分と胃が落ち着いた。

うん、これはおやつ代わりに続けたら、確実に体にも効果があるんだろうなあ。
けどなあ、というのが私のダメさ加減。

ちなみに見た目はこんな感じ。



ドロドロの緑にまったく抵抗がなかったのは、ほうれん草のペーストを使ったインドカレーに慣れているからかもしれません。