三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
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意地張んなよ、塩麹

2012-04-26 00:13:02 | 買いました。
<4月2日の食事>
朝:パリットフワットのヨモギパン、ミルクパン クリームチーズ コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、豚と野菜の味噌炒め、明太子の卵焼き、絹さやとベーコンの炒め物)
夜:PAULの生ハムサンド パンオショコラ 野菜ジュース

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塩麹の人気につき、麹が手に入らなくなったこと。
それほど知られなかった存在なのに、あれよあれよという間に人気が出たことに対するモヤモヤ。
それについては、先に伝えた通りだ。

あのあと、麹が手に入ったことは入ったのである。
だがしかし、いつもの「みやここうじ」とは別のメーカーのもので、それに比べて菌糸(と呼んで良いのか、白いホワホワ部分)が圧倒的に少ないのが気になっていた。
それでも作るのが簡単な塩麹のこと、下手はこかないだろうとタカをくくっていたら、まさか下手をこくとは。

発酵・熟成しなかったんである。
あまり変化が見られなかったが、まあ仕込みから10日経ったし…と室内から冷蔵庫に移した段階で、成長がストップした模様だ。
結果、「麹と食塩水が入った何か」が出来上がり、悔しくて捨てられもできずに、そのまま冷蔵庫に居座るテイラクだ。

そして、これが出来るのを見込んで、僅少だった手作りの塩麹を使い切ってしまったのだ。
塩麹を作り始めて1年近く経ったが、それ以来初の冷蔵庫に塩麹がない状態である。
目の前がくらくらした。
ああ、やってしまった。
それほど、塩麹が食卓にあることが、当たり前になってしまったんだな。

先に挙げた我がブログでは、市販の塩麹を買うのはどうしたって悔しい、というようなことを書いた。
市販のものはコストパフォーマンスが良くないし、流行に追随するのも恥ずかしい。
それは今でも変わらず思うのだが…塩麹味が恋しい、という欲求に負けた。
すなわち、市販の塩麹を買ってしまったのである。

「日本のいいもの」を扱う、2k540内の『日本百貨店』にて。
塩麹の瓶と目が合い。
これなら比較的安いし、瓶入りだから保存も楽だ…と、気がついたらレジに持っていってた。
(市販のものは、開けたら終わりのレトルトパウチに入ったものが多いのだ…って、結局よく手に取ってる)
敗北の瞬間である。

買ったのは、500円台で小降りのジャムほどのサイズの瓶のもの。
自作すれば同じくらいの価格で倍の量は作れる…と思うと、やっぱり悔しいことは悔しい。
だがしかし、この味が欲しかった訳で、調味料なんてたいてい自作なんてしない訳で、意地張んなよいいかげん、とも思う。
わだかまりを残しつつも。
麹が易々と手に入るようになるまでは、堂々と市販の塩麹を買えるようになりたいと思う。


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