<2月6日から10日の食事>
詰まっていて更新が滞っているとき定例のダイジェスト日記。
今回は6日からの週のウィークデイをまとめてお送りします(写真が)。
コラムとしての題材は、「塩麹に関するもやもや」であります。
塩麹の何に関してもやもやを感じているかといえば、ずばり「流行っていることに対して」である。
なにかのテレビ番組にてダイエット効果や健康効果などが報じられたようで、以来、大人気。
実証するように、スーパーに行けば、テレビで報じられたことにつき好評で麹は売り切れ、次の入荷は未定との札が貼ってあるのだった。
人気ぶりを目の当たりにしてのけぞった。
私が塩麹を作り始めたのは、去年の3~4月。
デイリーポータルZの馬場さんの記事に惹かれたのがきっかけである。
デイリーポータルZの記事⇒「麹と塩と水で作る凄いうまい調味料」
私が塩麹作りの経過をまとめたときのブログ⇒待ってましたの塩麹
作ってみて、あまりの美味しさと、汎用性の高さに心底感動した。
それこそ、味付けに困ったときには塩麹だけで味が成立してしまうのだから頼もしい。
それ以来何度か仕込み続け、今冷蔵庫にあるものは3回目のものか4回目のものだったか。
そんな塩麹が、今人気なんだってさ。
まさか完成された状態の瓶詰めの「塩麹」が、ああも世の中に出回ることになるとは、このときはまったく予見してなかった。
始めたのが去年といえど、自分だって馬場さんの記事に触発されて作った身。
なのに流行るのがなんとなく面白くないという自分の気持ちに気づき、愕然としている。
クラスでは自分だけが応援していたような地味ながら秘めた実力を感じさせるアイドルが、いつの間にか全国的な人気を得たスーパーアイドルとなり、なんとなく感じる一抹の寂しさ。
そして、前から好きだったのに、流行に乗っかったみたいに見られて「そうじゃなくて前から好きで…」と慌てて釈明したくなる気持ち。
例えて言うなら、そういった気分に近いのではないだろうか。
今まで自分の好きなものと言ったら、特に日の目を浴びず穏やかに存在しているか、日の目を見ずに消えてしまうか。
または流行っているものを素直に好き好き言っているか。
そのいずれかであることが多く、好きなものが脚光を浴びる経験は稀中の稀。
そうか、こういう気分になるものなのか。
我が家の冷蔵庫にある自作の塩麹の残りは侘しいものとなっていて、1リットルの保存瓶の底が見えるほど。
次のターンの仕込みをしたいのだが、あいにく麹がその辺で手に入らない。
通販でなら買えるようだが、それを使って流行に乗ってると思われたくないという面倒くさい心の動きよ。
瓶入り・既に出来上がった塩麹を買うなんて、もってのほかである。
自分の天の邪鬼さが本当に厄介であるが、仕方ない。
我が家の塩麹がつきる前に、その辺で麹が買える日が来ることを切に願う。
詰まっていて更新が滞っているとき定例のダイジェスト日記。
今回は6日からの週のウィークデイをまとめてお送りします(写真が)。
コラムとしての題材は、「塩麹に関するもやもや」であります。
塩麹の何に関してもやもやを感じているかといえば、ずばり「流行っていることに対して」である。
なにかのテレビ番組にてダイエット効果や健康効果などが報じられたようで、以来、大人気。
実証するように、スーパーに行けば、テレビで報じられたことにつき好評で麹は売り切れ、次の入荷は未定との札が貼ってあるのだった。
人気ぶりを目の当たりにしてのけぞった。
私が塩麹を作り始めたのは、去年の3~4月。
デイリーポータルZの馬場さんの記事に惹かれたのがきっかけである。
デイリーポータルZの記事⇒「麹と塩と水で作る凄いうまい調味料」
私が塩麹作りの経過をまとめたときのブログ⇒待ってましたの塩麹
作ってみて、あまりの美味しさと、汎用性の高さに心底感動した。
それこそ、味付けに困ったときには塩麹だけで味が成立してしまうのだから頼もしい。
それ以来何度か仕込み続け、今冷蔵庫にあるものは3回目のものか4回目のものだったか。
そんな塩麹が、今人気なんだってさ。
まさか完成された状態の瓶詰めの「塩麹」が、ああも世の中に出回ることになるとは、このときはまったく予見してなかった。
始めたのが去年といえど、自分だって馬場さんの記事に触発されて作った身。
なのに流行るのがなんとなく面白くないという自分の気持ちに気づき、愕然としている。
クラスでは自分だけが応援していたような地味ながら秘めた実力を感じさせるアイドルが、いつの間にか全国的な人気を得たスーパーアイドルとなり、なんとなく感じる一抹の寂しさ。
そして、前から好きだったのに、流行に乗っかったみたいに見られて「そうじゃなくて前から好きで…」と慌てて釈明したくなる気持ち。
例えて言うなら、そういった気分に近いのではないだろうか。
今まで自分の好きなものと言ったら、特に日の目を浴びず穏やかに存在しているか、日の目を見ずに消えてしまうか。
または流行っているものを素直に好き好き言っているか。
そのいずれかであることが多く、好きなものが脚光を浴びる経験は稀中の稀。
そうか、こういう気分になるものなのか。
我が家の冷蔵庫にある自作の塩麹の残りは侘しいものとなっていて、1リットルの保存瓶の底が見えるほど。
次のターンの仕込みをしたいのだが、あいにく麹がその辺で手に入らない。
通販でなら買えるようだが、それを使って流行に乗ってると思われたくないという面倒くさい心の動きよ。
瓶入り・既に出来上がった塩麹を買うなんて、もってのほかである。
自分の天の邪鬼さが本当に厄介であるが、仕方ない。
我が家の塩麹がつきる前に、その辺で麹が買える日が来ることを切に願う。
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