三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

こんなものを食べていました。

2012-09-10 09:26:19 | 食雑記
〈8月16日の食事〉
朝:きなこベーグル(ビオカフェで購入) サラダ コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、鶏と野菜の炒めもの、にんじんしりしり、キャベツのおかか和え)
夜:カレーうどん

----------

最近心がほころんだ出来事といえば、東急ハンズの文具売り場で耳にした、父と三歳児くらいの親子の会話だろうか。
お父さんが「ホントはなあ、36色入りとかの立派な色鉛筆買ってやりたいけどなあ。お前食っちまうからなあ」と息子にぼやいていたのだった。

前科ありなんだね。
きっとクレヨンなら食べないんだろうなあ、臭いしベタベタするし。
その点色鉛筆のポキッとした感触は癖になるに違いない。
それにしても、このくらいの年の子に立派な色鉛筆セットを買い与えたいということは、お父さん自身も絵を描くのが好きなんだろうなあ。
そんな背景が窺えて、クスリとさせられたのだった。

そう、子どもはありとあらゆるものを食べてしまうんである。
って私自身は子どもがいないので、自分の子ども時代の話をしますけどね。

まず、いとこは子どもの頃消しゴムを食べていた。
その妹はガムを3回くらい噛んだら、出さずに飲み込んでいた。
「何でも『かむかむ、ごっくん』ってすぐ飲み込んじゃうのよ~」と彼らの母は嘆いていたっけ。
私はというと、記憶にはないがなにかとやらかしていたらしい。
残っている写真をみれば、食べられるものから食べられないものまで幅広くくわえて写っており、現在にまで至る食い意地が早くも形成されているようで恥ずかしい限りだ。

もう少し大きくなってからの事を思い出すと、単語帳を食べる男児ってのがいたっけ。
小さな短冊がたの画用紙がリングでまとめてある、単語帳ってのがあっただろう。
今にして思うと8歳児に必要とも思えないのに何故持っていたのか、トシユキくんという同級生はそれを、むしっては食べむしっては食べ、ということを繰り返していたのだった。
トシユキくん、今はお父さんになっていて、今度は子どもの食べるものに目を光らせていたりするのかなあ。

拾い食いをする子もいた。
学校帰りに、道端に落ちていたのしイカ(包装なしの直のもの)を、ドングリを生で。
そんなことをしていたカオリちゃんは早くも3児の母で、あああの日は遠くになりにけり。

こうして近い距離の話をまとめるだけでも、子どもは本当にありとあらゆるものを訳なく食べるのだということが分かる。
皆さんの「こんなものを食べていた話」、是非お聞かせください。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿