三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

スターバックスにて

2012-04-28 00:03:33 | 行きました。
〈4月5日の食事〉
朝:ピザトースト コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、レタスとベーコンの炒めもの、ニンジン卵いため、もやしとしめじのおひたし)
夜:豚の味噌炒め丼 おそらく日本酒

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日にちが経ち過ぎて、もはやこの日であったかどうか分からないのだけれど、確かこの日周辺であった筈だ、という前提で話を進めさせていただく。

午後3時頃。
資料探しやら備品購入しに行った帰りに、スターバックスに寄ったのだ。
この最寄り駅には、ごく最近出来たのを含めて三軒のスタバがあるのは知っていたが、この店舗に入るのは初めてだった。

私の前に、老婦人がレジに並んでいた。
彼女はあまり行き慣れていないらしく、注文にまごつく。
それを、注文をとってる店員さんが優しく教えていたのだった。

その姿を見た時は、親切で好感の持てる店員さんだ、と思っただけなのである。
その方の本物の親切を、まさか自分の番で味わうなんて。

「お席はお取り済みですか?」と尋ねられ、「まだです」と答える。
そのあとは、「宜しかったら、席をとったあと、もう一度お並びください」と応じるのがスタバの王道だろう。
というか、先日別の店舗でそう言われましたー。
しかもそれ、注文した後で言われましたー(どうせなら、注文する前に言って。もう一度同じせりふを言って注文するのめんどいじゃないか)。

ところがその店員さんときたら、「では今すぐご用意しますね」と言って、席をキープしてくれたのである。
感激した。

その配慮の度合いに気付いたのは、コーヒーを受け取って席についてからである。
その店舗は、オープンテラス席も兼ね揃え、室内の席はほぼ埋まっていたものの、テラス席は結構空いていたのだ。
せっかく用意してもらったけど、テラス席空いてたのにな、どうした訳だろう…と、コーヒーを飲むためマスクをずらす。

これのせいか、とはっとした。
店員さんはこのマスク姿の私を見て、花粉症か風邪なのだと判断し、それなら外は辛いと思ったのだろう。
確かに、風が強い日だった。
実際のところは備えでマスクを付けていたものの、薬がよく効いていたため、外でも問題なかったのだけれど。

こんなに親切にしてもらったことはないので、マニュアルに従った行動ではないと思う。
これが優しさや配慮ってやつだと、感動を覚えた。

もしかしたら、混み合ってない時間だったからこの店員さんも行き届いたサービスができたのかもしれないし、 他の店舗だって、ゆとりがあればしてくれるかもしれない。
だが私は、この親切に心を奪われてしまったのだ。
この近くでコーヒーを飲みたくなったら、迷わずこの店舗を選ぼうと思う。

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