二日目は甲府方面まで足を延ばしてこれまで行ったことがないところを巡って、午後には一気に駿河湾側まで出て焼津にという計画で、予報では甲府方面の観光までは天気が持ちそうとか、そのあと富士山麓を通るときは雨模様というので、やはりこの時期は富士山とはご縁がなさそうです、甲府から朝霧高原経由の道中は初めてとなるのにこれだけは残念でした。
二日目の最初の訪問地は初めてとなる恵林寺に、心頭滅却すれば火も自ずから涼しの偈で有名な焼き討ちにあった三門がある禅寺です、戦国の雄信玄公が菩提寺としたというだけのお寺さんです、長い参道の先に再建された三門がありあの有名な偈が書かれた木札が掛けられていました、その先には開山堂が、そして奥には本堂と右手には庫裡があって、その裏手には無窓国師築庭の庭園や信玄公墓所と柳沢吉保公墓所があって有料となっていました。
参道の入口
参道
境内に
三門
有名な偈が、奥には開山堂
三重塔
本堂側を
十二支の灯篭が並んでいた
信玄公の慕銘の碑が境内にも
沿革が書かれている
庫裡
庫裡の中
庭園
信玄公墓所、ただし遺骸は分からないと聞くが、佐久の岩村田にも墓というのがあったなと
次は甲府にある武田氏の館だった躑躅ケ崎館跡に造られた武田神社に、こちらには以前に来たと思っていたのは記憶違いでした、直線の上り坂を走っていきつつこんな場所だったかなと、到着したらやはりここも初めてでした、近くに小ぶりな資料館が新しくできていたがまだ発掘調査が続けられているという、福井の一乗谷朝倉屋敷跡みたいな規模が復元されるといいねと応援しちゃいましたよ。
武田神社入口
説明パネル
境内に
能舞台があったが何故と?
拝殿
宝物館があったが入らず
本殿
白山社がここにあるのはどうして?
神社前から町へは眼下に一直線に下る、館跡は最高点で如何にもここは城代わりの館のあった場所だなと
そして静岡方面に向かいながら何処か食べられる店がないかなと走ったが適当な駐車場がある店が見つからなくて、甲府も外れになってきたところで農産物直売所の看板を見つけて、規模も大きそうで食事処もあるかもと立寄ってみた。風土記の丘というJA直営らしい直売所でやはりレストランコーナーがありました、野菜中心のメニューとなっていて今晩を考えるとちょうどいいなと。注文した後にできてくるまで待つ間にとすぐそばの直売所を覗いたら、モモの規格外品で安い箱詰めを見つけて即お買上、これは食べ終わってから見たらもう売り切れ、ちょうど入荷したところだったみたい、これは我家に戻ってから冷蔵庫保管でずっと美味しく食べられましたよ、食事のほうはまずまずでしたかな。
風土記の丘農産物直売所
味菜ラーメンも野菜いっぱい
野菜たっぷりカレー
格安のモモ、規格外といっても大きくて見事な
このあとは雨の田舎道となって本栖湖がある上九一色村に、もうオウムのサテアンがあったことは記憶に薄れてきていますかね、そして静岡側に入れば朝霧高原でここにも道の駅があったので途中停車を、雨の中にうっすらと富士山が影絵のように浮かんでいてこれはこれで幻想的な。
道の駅朝霧高原
富士山が雨の中に、こんな天気でも近いと見えるんですかねぇ
そして富士宮までくれば新東名経由で東名にと一気に焼津まで走ることに、甲府から焼津までと時間的には意外と速く走れるのが分かりましたよ。