第一日目の宿は駒ケ岳グランドホテルで温泉地に到着した最初に現れた、田沢湖高原温泉には山麓荘という巨大温泉旅館にこれも団体ツアーで泊まったことがあって、部屋と風呂の往復の距離が長いのに辟易した記憶があるが、この宿も姉妹旅館というのを来てみて知ってちょっとばかり心配に、でもこちらもかなりの大型旅館だったが山麓荘ほどではないし、食事もバイキングじゃなかったのでワンランク上の位置づけの宿みたいでしたね。
この宿の全体は雪で分からなかったが、館内の案内パネルでここも複雑な造りのかなりの大型旅館だなぁと、ただ客室配置が両サイドで中央にロビーや食事処に温泉とまとまっていたので動きに問題はあまりありません、温泉施設の規模は普通でサウナはありません、露天はこの時期は雪とツララだけが目立って寒々していて入らなかった、中から覗いてみたら特に眺めを楽しめるわけじゃなかったということもあって。
宿の配置案内と周辺MAP
客室
露天風呂には長いツララと雪庇が、着替え室から見て雪が落ちてこないかと心配になるぐらい
温泉分析書、泉質は含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(硫化水素型)
サッと温泉に浸かったあとは急いで食事会場のホールに、皆さんはもう食べ始めていて我々は最後の方だったかな、テーブルには各自にお品書きが置かれていて、内容を見たらかなりの品数、事前に並べられたものだけでもいろいろあるのにこれではまず食べきれないのは必定です。この中でのメインは秋田三大肉食べ比べ陶板焼きのようで、牛、豚、鶏の銘柄が書かれたものまであって、どれもいい肉ではあったが僕はこの中では比内鶏が一番美味しかった。というのもこういう団体でだと食べるのに忙しいスピードで料理が運ばれてきておちおち焼き方に注意しきれない、またこういう簡易コンロだと時間制約があってゆっくりと種類別に焼くこともできない、適当に全部一緒に焼くこととなって中でも牛と豚は火の入れ方が分からなくなって焼き過ぎになってしまう、三種類もとなるとブッフェ形式の実演料理での提供のほうがいいのかもね。
夕食膳
お品書き
先付
台物、肉は二切れずつ
秋田三大肉陶板焼きは全部一緒に焼くこととなって
造里は鰹のサラダ仕立て、山の料理では無くてもいいのに
煮物
蒸物
椀物の稲庭うどんは後から出てきたがこれはコシがやや不足となっていた
鍋はきりたんぽ、ちょっとショッパめでしたが
食事の釜飯は全部は食べきれず
甘味
翌朝はもう晴れていてこれは予報よりもいいほうになっているような、こんな青空が拝めるとは思いませんでしたよ、これだと雪が輝いて見えてきれいな雪景色が眺められそうです。
客室からの眺め
夕べは長湯できなかったので朝の温泉はユックリと、サウナ無しで露天にもいかないで長湯ができたのは、湯口から離れた場所だとぬるめだったから、最後だけ湯口で濃い湯を浴びて出ることに。
朝食は当然にブッフェ形式となっていたが品数は多くて、この宿は料理で特に頑張っているようですね、僕はトロロがあったのが嬉しい、またヨーグルトが岩泉ヨーグルトというのはご立派、女房はこれが一番美味しかったとは旅館には失礼じゃないでしょうか。
左が僕の、朝はよく食べるほうです
コーヒーと岩泉ヨーグルト
ロビーにはさかな君のクニマスの絵が
田沢湖高原の宿に泊まったのは理由もあって、このあと乳頭温泉鶴の湯への送迎用のマイクロバスを宿側が用意してくれるから、確か夏場なら大型バスでも入っていけるはずだが、この大雪ではマイクロバスでないと、確か昔の乳頭温泉は冬季閉鎖だったのが通年営業になったのはいつからだったか、今は冬でも賑わう温泉となっています。