バイタルサイン
―入院生活―
入院時に説明を受けた「入院診療計画書」に「バイタルサインなどを・・・」と書かれていました。バイタルサイン? じんましんとかのこと? 聞いてみると「呼吸」「脈拍」「血圧」「体温」「意識レベル」の5項目のことだそうです。
入院中の毎日、朝、昼、晩の3回、看護師さんが脈拍、血圧、体温、酸素飽和度を測りに来ました。今は良くしたもので、腕に巻かれたバーコードにより個人の識別が行われ、測ったデータが直ぐにパソコンに取り入れられます。
入院前から毎朝体重、脈拍、血圧、体温を測っていましたので、入院中のデータに前後10日間のデータを合わせてみると次のようになります。他人の血圧など見ても何の役にも立たないとは思いますが、参考にご覧ください。
脈拍、血圧、体温について見ると、入院期間中はほんの心持ち高くなっているかのようです。体温は手術の翌朝39.6℃を記録しました。身体の免疫が働いているためだそうです。そのとき39℃を超えていても不思議なことに熱さを感じるとか、頭が痛いとかいうことはありませんでした。麻酔が残っていたのでしょうか。その後すぐに平熱に戻りました。
注目すべきはバイタルサインにはなかった体重です。体重は入院時に一度計っただけでその後入院中は計ることはありませんでした。その体重が退院時に約3kg減少していました。1kgダイエットしようとしてもなかなかのことです。さしたる運動はしていませんので、この体重の減少は、やや少なめの食事が影響していると思われます。そういえば、手術の後、主治医の先生が「何を差し入れしてもらってもいいですよ。寿司でも、何でも」と言われたことを思い出しました。おそらく体重が減少することを見越していたのではないでしょうか。
太り気味の方、ダイエットを目指している方、運動もいいのでしょうが、食事に注意することが一番のようです。