マッチ
「燐寸」と書きます。あまりなじみのない今の若い人は読めるでしょうか。失礼。
わが家でもマッチを使うのは仏壇のろうそくを燈すときだけです。
一時ろうそくにはライターを使っていました。タバコ用とは違う点火部分の筒の長いライターです。燃えカスの処分の必要がなく簡単に点火しますので重宝していました。
しかしあるとき、仏壇の引出しにマッチがあふれていることに気がつきました。どこのご家庭でも同じかもしれません。ホテルや旅館、仏具屋さんからもらったものです。それにときどきお寺からも大きな箱のマッチが届けられていました。
昔マッチで乗り物、建物などを作ることが流行ったことがありました。なかには1メートルほどの東京タワーを作ったすごい人もいました。いつか私も作ってみたいと思っていましたが、いざ大量のマッチを目の前にすると必要とするであろう時間はなく断念。
かと言って処分するにはもったいないと、ライターのガス切れを機会に今は仏壇のろうそくにはマッチを使っています。
使っていてもときどきもらいますので、当分ライターの出番はないようです。
今朝、マッチの中に変わったマッチを見つけました。
昔はときどき二本がくっついたマッチがありました。最近は品質管理がよくなったのかほとんど見ないめずらしい ものです。
(左側)
ところで、ろうそくは「蠟燭」と書きます。これは読める人は多いでしょうが、書ける人は少ないのではないでしょうか。