般若心経

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2022-04-16 | Weblog

 体温計

 先日、オンライン講座「体温から考えるストレスと健康」(テルモ・メディカルセミナー)を受講しました。体温は体の異変により上昇します。ストレスによっても体温が上がるというお話でした。
 コロナの話が身近に聞かれるようになってから毎朝体温を測っています。体温を測るようになって 体温は 風邪を引いたときなどの他に大きな擦り傷や打撲を負ったとき、山登りやウォーキングで疲れたときにも 体温が上がることが判りました。体温が体調を示すサイン、バイタルサインと言われていることに納得しました。
 ところでその体温を測る体温計ですが、私が使っているのはわが家に古くからある「オムロン電子式体温計MC-3」というタイプのものです。




この体温計は測定完了の「ピッピッ」という音がしません。その代わり表示の「℃」の部分が点滅ししばらくすると点灯に変わりますので、これが測定完了のサインだと思っていました。大体2分位かかります。
取説は紛失してしまい、またメーカーホームページにある取扱説明書のダウンロードページにも古すぎるのか該当製品の掲載はありませでしたので、ずっとこの2分間を目安にしていました。最近のものは数十秒で測定が完了しますから2分の測定時間で十分だと思っていました。
 しかし、先日の講義を受け改めて測定した体温を見直してみると一般的な体温と比べどうも低いようです。日本人の平均体温36.89℃に対して私が測定した709日間の平均は35.83℃です。ほぼ1℃低いようです。
高齢者の体温は低めに出る傾向にあるそうですが、それにしても-1℃とは。
 そこで一昨日メーカに電話をして聞いてみました。
するとこの体温計の測定時間は10分間でした。「℃」の点滅は測定値が落ち着くまでの目安だそうで、測定中や完了を示すものではありません。
急ぐ時の参考にはなるそうですが、あくまでも正確な実測値は10分間経過後の値だそうです。また測定完了の「ピッピッ」という音がしないのは故障ではなく元よりそのような仕様だということでした。
 試しに測定時間2分間と10分間、数回、測ってみるとその差は0.6~1.0℃ありました。ということは残念ながらこの2年間の測ったデータはすべて不正確ということなります。
毎朝10分間ということは年間3650分=60.8時間=2.5日ということになります。異常を発見するためとはいえ体温のために年間2日半を当てることはもったいないような気がします。今度スーパーに行ったとき、20秒で測れるという体温計を買ってこようかと思っています。もっとも毎日体温を測る必要があるのかどうかは分かりません。

試しに不正確ながら測定したデータをグラフにしてみました。



(昨年1月に39.6℃のピークが見られますが、これは頸動脈の手術を受けた翌朝のものです)