小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

副作用はまず、しゃっくり

2022年11月03日 | 日記

抗がん剤による化学療法は、「毒をもって毒を制す」だと思う。もちろん、独断と偏見である。それ以上は書かない。

不思議なことに抗がん剤を投与してから、入院まえからの悩みだった「めまい」が消えた。目覚めのとき、排尿のときに頭や目がぐるぐる廻る。気持ち悪くて、転倒しそうになること度々。

それが消えた。元気復活、勇気凛凛である。深夜にブログの追加記事や仏語でリコメを書いたりした。

しかし、当日の昼ころからしゃっくりが出て止まらなくなった。看護士さんに相談すると、即薬を手配してもらう。「しゃっくり」は、立派な副作用であった。処方されたものは、ツムラの漢方薬で馴染みのもの。寝ている時、急に足がつったり、痙攣することがある。ハイキングの筋肉痛にも重宝する。

なんと我が家の常備薬で「しゃっくり」が治まった。だが、飲食のあとは必ずぶりかえす。たかが「しゃっくり」侮れない。続くと胸は痛み、呼吸が苦しい。それは、今日も続いている。

病棟のラウンジから祝日の不忍池をのぞむ。好日の下、スワンボートがみえる。日本は平和だが、素直に喜べない気持ちが強い。

 

ラウンジから夜明けを眺める。

▲小石川植物園に行ったときのもの。


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2 コメント

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Bon courage! (Jeanne)
2022-11-04 18:38:40
Ne cedez pas aux effets secondaires !
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Unknown (小寄道)
2022-11-05 07:27:55
Jeanne merci pour les mots d'encouragement.
Etes-vous japonaise?
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