小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

私たちの、新たな恥辱

2018年12月15日 | 社会・経済

 

沖縄の辺野古沿岸に土砂投入がはじまった。戦後からはじまった米国への従属、いや隷属がここに極まり、日本の悲劇の象徴として沖縄の人々だけでなく、私たちの心に深い傷となって残されるだろう。
日本国憲法よりも日米地位協定が優位にある、その誤謬により、私たちの基本的人権は73年間いまだに、蔑ろにされているという現実を突きつけられた。
侵略的な戦争を放棄すると謳いながら、米国の戦略的軍事基地を肩代わりして建設するという暴挙に、政権はなんら躊躇なく手を染めた。
この事実は、日本という国が存続する限り、決して忘れ去られることのない恥辱として記憶される。
「奇策」だが「詐欺まがい」だろうが、国家機関を「私人」と位置づけようが、法治国家としてはあるまじき行為であり、取り返しのつかない虐政として深く歴史に刻まれた。

身体をはって抗議を続けられる方たちに、心からの賛同と応援をおくりたい。

最後に、沖縄の人々を差別する、犠牲にさらすことでしかこの国の安全保障を考えられない、政府系の優秀な方々および市井の僅かながらの無知な人々、想像をこえる天誅が貴方たちに下されるであろう。


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