小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

たよりなき近況報告

2019年11月07日 | 日記

この2週間ほど体調を崩している。12時前に就寝しても1,2時間経つと目が醒める。暫くして眠るが、用を致したくなり醒める。3,4回繰り返して明け方になると完全に目が醒め、もはや寝られない。そのせいか、昼間はぼーッとしていて、何ごとにも集中力が続かない。

読書、書き物が半端になる。散歩に出ても、すぐに疲れる。これはつらい。苦痛はないが、身体が不全感に包まれている感じだ。


ということでパソコンに向き合い、バイリンガルのユーチューバ―が投稿する英会話なぞの動画ばかり見ている。日本人ハーフのものが多いが、ネイティブの英語と流暢な日本語を駆使しながら、英会話のコツなどを解説する。なぜ日本人が英語を話せないのか、その秘密や話せるための奥義も語る。これは新鮮で面白い。駅前の英会話教室に行った感じだ(ニック式英会話は実に秀逸)。

テレビのその手の教育番組よりもだんぜんタメになる。あるフィリピン人ハーフ(父日本人・母比人)のユーチューバ―の動画を見ていたら、目から鱗の経験をした。

ヒアリングの上達そのものは、ネイティブの発音をそっくり真似して発話すること。聴くだけで英語が上達するのは嘘だという。外国人っぽく英語を話すことこそ近道だと、そのユーチューバ―は力説する。日本人は、自分で思い込んだ音と実際の音の違いが分からない。そのギャップを埋めれば、一撃で英語が理解できる、と。

彼はabc個々の発音と、いわゆるリエゾンの仕組みを解説した。その後ディカプリオが出てくる或る映画の一場面を見せた。

ディカプリオの短いセリフ。小生の耳には最初、「アッ、キーノ、ワー」と聞こえた。耳の機能は衰えているのか。これでも2回聞いて、なんとか「アィムキンノーウォール」と、これだけの音が判断できたが、意味は分からない。

彼はそれからしつこいくらいにアルファベットの発音のメカニズムを解説し、そして「I’m the king of the world」という中学生レベルの英文を示した。簡単な英語だった。「俺は世界の王者だ!」なんて、子どもが発するような英語じゃないか!

ヒアリングが苦手だったのではない。実際に英語を発話することを怠っていただけなのだ。それから最後にもういちど映画の場面を見せる。なんだか分からなかった英語の音が、意味をもつ文章として頭に入ってきた。Amazing! 

その後、音声翻訳アプリを使って、外国人になったつもりで英語を話したら、小生の発音したものが正確な英文に変換された。それまでは、必ず変な単語が出てきたのに! これまたAmazing! 

 

次週は初めての吟行にも参加するが不安だ。体調は今のところ復調の兆し薄い。

▲象の足の裏に似ているリトープス。なんと4株(?)同時に、すべて花が咲いた。え? この季節だったか・・。

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