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小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

コロナ世の悲嘆祓へよ淑気かな

2021年01月01日 | 日記

明けましておめでとうございます。

「淑気」は俳句における新年の季語。俳句をすこしばかり嗜むようになって、夏井いつきさんではないが絶滅したかと思われる季語に関心が向くようになった。この「淑気」もその一つ。

新年を迎える、改まった、身の引き締まる感じと、そんな中にも和やかでおめでたい温和な雰囲気が漂う、新年の季語である。俳句には春夏秋冬の四季だけでなく、新年という特別枠があるのがユニークで面白い。

去年はコロナで明け暮れた一年だったが、そんな世の中の動きを吹き飛ばしたい気持ちで詠んだ句をタイトルにした。ものの見方、考え方ばかりか、自分のライフスタイルにも大きな変化が生じた。古稀という年まわりを迎え、どうこう抗う気持ちは失せた。それでいいのかと自問自答しつつも、厳かな気分で新年を過ごしたい。

 


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