小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

妻がみつけた故西野さんのメッセージ

2017年10月23日 | 日記

 

今日10月23日は、故西野洋の命日である。三周忌をむかえることになったが、月日の経過は早くて無慈悲だ。まる2年が過ぎたとはいえ、西野さんが逝かれた日のこと、仮通夜のことがまざまざと思い出されてくる。

先日も、Kさんという方が西野さんを何度も思いだし、コンタクトをとろうと調べた・・。そして微かな記憶を辿りながら手をつくし、やっと私のブログ記事「追悼 西野洋」に遭遇したという。悲しいかな彼の突然の死を知り、そして悼み、想い出を語るコメントを寄せていただいた。私はKさんと面識はないが、早逝の哀しみと痛みを分かち合えた気がした。嬉しくもあり、その分悲しみは募った。

西野さんは、誰からも好かれる人気者というイメージは全くない。精確で質の高い仕事ぶり、優しくひたむきな人柄と包容力、そこからにじみ出る人間性、信頼感。それしか多くの人たちから慕われる理由がない。だから、彼と少しでも話をし、一緒に何かを過ごした経験のある方だったら、西野さんを絶対に忘れることはできないと思う。また、親友の方はもちろん、仕事で密なる時空を共有した方なら、喪失感はさぞかし底知れない深さ、とお察しする。

こうして言挙げすることで故西野氏を悼み、私たちは夫婦共に冥福を祈るしかないのだが、妻はまたいろいろ探しだしてきて西野さんを偲びたいと言う。

私たちの記念パーティのときに皆からの寄せ書きをもらったのだが、なんとそこに西野さんの簡潔にして直球のメッセージを掘り出したのである。まあ、ごく普通の言葉なのに、亡き彼からのメッセージだと思うと重みが違う。単純なことばが心に染みてくる。素直に受け入れ誓うぞと、口には出さないけれど深く祈る。


追記:妻から故西野氏への伝言

「27年前のものですが、今の私たちにとっても普遍的な素晴らしいメッセージとなっています。ありがとうね。」 

 


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