小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

まずは断捨離だ!

2019年05月18日 | 日記

このところ断捨離に集中している。家人にいろいろ言われていることもあるが、人生の終末期を迎えるにあたって、極力余計なものや無駄なものを処分したい。気力・体力が失われてからでは、身辺にある過剰なモノを整理するのは、無理筋となるであろう。

痴呆の気がある小生にとって、呆けないうちにやるべきことは済ませたい。仮に、家人が先に、あの世に逝くことだってあり得る。たぶん、我が家はゴミ屋敷となり、近所のご迷惑になるやも知れない。誰からも相手にされず、疎まれるだけの存在で死をむかえるのは嫌だ。

なんでも大袈裟に書きすぎるきらいがあるが、以上のことを想像してもおかしくない。ということで、まず本を整理することにした。蔵書は住まいの4つのブロックに分けて収納、さらに自分のデスクが2か所という野放図な使い方なので、本の選別作業は混乱するし、移動しながらの本の仕分けは面倒極まりない。いまさら、反省しても自業自得だが・・。

ただし、断捨離する本を見きわめながら段ボールに詰めていく作業、それを何故か楽しんでいる自分を見出している。古書として売ることを前提にしているので、書き込みをチェックしたり、付箋を取り除いたり、時に売るのが惜しくなり読み耽る・・。なかなかはかどらず時間が過ぎてゆく、それもまた、なんとやらである(実際、一週間ほどかかった)。

断捨離ということばは、なにか一気にことが進むようなイメージがあるが、いやはやどうしたって円滑にはいかないものですなあ。

ま、それでも8箱になったところで、いったん終了したが、棚に空きができた事で書籍の配列を変えたくなって、それでまた時間を食うことになった。断捨離するものは、本だけではないことを考えると気が重い。とにかく暑くなる前に、さらーっと済ませたいものだ。


整理しながら、どんな本を手放したのか後で確認できるように写真を撮った。その一部を載せる。








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