小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

極私的アメリカの点描 その①

2021年11月05日 | エッセイ・コラム
この歳になっても分からないことは多い。本を読んでも、専門家の話をきいても得心がえられない。いや、分かったところでどうなるものでもない。その一つとして、現代におけるアメリカの白人が、なぜ銃を所有することにこだわるのか、というものがある。 それが彼らのレジェンドであり、アイデンティティの一部であるという説明は、分かるようで判然としない。問題が深刻なのに、ソリューションは簡単なはずなのに(法規制すれば . . . 本文を読む