小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

『大清帝国展』に行く

2021年03月02日 | エッセイ・コラム
駒込あたりまで散歩し、東洋文庫に足を伸ばしたら『大清帝国展完全版』をやっていた。小生、清時代のことは詳しくはしらず、高校世界史の域を出ないどころか、大半を忘れている。「完全版」と銘打つかぎり、これまでとは違う何かがありそうだ。 素人である小生が、まず清の建国で覚えているのは、漢民族ではない北方系の、男が辮髪を習慣とする民族が、明のガバナンスの空白を衝き、北京等華北を占拠したこと。明王朝の皇帝一族 . . . 本文を読む