私にとっての『名井島』② 2019年06月08日 | 詩 この本の帯には、たぶん編集担当だろうが、『名井島』の一端を紹介する、簡潔で暗示的な文章が載せられている。 用済みになった人形やアンドロイドが余生を送るサナトリウムの島。過去―未来を貫いて、精妙にスタイルを変容させながら、多層的に織り上げられた、言語の島をめぐる探求の地誌。 時里二郎の作品を最近になって読みはじめたものとして、あれやこれやと論評する資格はないことは自認している . . . 本文を読む