小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

「付け入る・付け込む」という心理あるいは戦略について

2016年06月23日 | エッセイ・コラム
  ある評論家のメルマガを購読すると、好むと好まざるに関わらず自動的にその方と近しい方のメールが送られてくる。「別にいいや」と思っているし、それを拒む設定の仕方も分からない。 そのメールとは、京大経済学部教授F先生が書かれたもので、アベノミクスの大目標の一つ「GDP600兆円」が、いかに荒唐無稽の数値かを揶揄したものであった。 その主旨は結構であるが、GDP(国内総生産)は国民平均 . . . 本文を読む