小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

「分」と人権

2016年05月13日 | エッセイ・コラム
  前回のブログでは、「人権」というもののアプリオリな正しさ、確かさに基づいて書きすすめた。私の中では、論理的な整合性はつけたつもりである。 しかし、日本人としての感情というか、情緒性において、自然権とか人権というものの概念を実体として捉えきれていたか不安になっている。わたし自身の不安もあるが、生みだした西欧側にもそれはあり、一抹の不信を抱かせるのだ。それを解消しない限り、不眠のタネ . . . 本文を読む