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ベヒモス ―クラーケンと潜水艦― (新ハヤカワ・SF・シリーズ) 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2012-06-08 |
イギリスなど遺伝子操作を駆使する<ダーヴィニスト>とドイツら機械工学を発展させた<クランカー>
とうとう、この二つの勢力が世界大戦に突入した。
一方、一応中立派のオスマン帝国・イスタンブールにおいて、公子アレックはリヴァイアサンから逃亡。
ミスター・シャープことデリンは、極秘任務で同じ地に降り立つ。
二人の友情が、読んでいて清々しいのは当然ですが、神出鬼没のエディ・マローンなど、魅力的な脇役も色々と楽しませてくれます。
そんな多くの魅力的な人々に囲まれながら、デリンとアレックがどう成長していくのかが楽しみです。
あと、デリンもいい加減アレックに正体を明かしてもいいんじゃないかと思うのですが、あの時代では、男勝りの女性というのは認め難かったでしょうし、友情が壊れるのが怖いんですかねー。
色んな意味で、今後の展開が気になるところです。