こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『クローバー・レイン』大崎梢

2012-08-05 19:47:18 | 本と雑誌
クローバー・レイン (一般書) クローバー・レイン (一般書)
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2012-06-07

『プリティが多すぎる』に登場した老舗大手出版社・千石社の文芸局第二書籍編集部所属の工藤彰彦を主人公にした物語です。

彼が担当を引き継ぎ、とあるパーティーで顔を合わせた、ベテランだがあまり売れていない作家・家永嘉人。
酔った家永を自宅に送り届けたところで出会った引き取り手の無い原稿。
それを読んだ彰彦は作品に惚れ込み、何としてでも自社で出版したいと思い込むのですが・・・。

家永の娘との確執、彰彦の家の事情など、人の心の機微に触れる繊細さも併せ持ち、かつエネルギッシュで、雨が大地をうるおすような面も見せる話でした。

ますます本を大切に思う気持ちが増しました。

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クローバー・レイン

2012-08-05 00:00:00 | 未分類
大崎梢さん『クローバー・レイン』を読みました。

『プリティが多すぎる』に登場した老舗大手出版社・千石社の文芸局第二書籍編集部所属の
工藤彰彦を主人公にした物語です。

彼が担当を引き継ぎ、とあるパーティーで顔を合わせた、ベテランだがあまり売れていない作家・家永嘉人。
酔った家永を自宅に送り届けたところで出会った引き取り手の無い原稿。
それを読んだ彰彦は作品に惚れ込み、何としてでも自社で出版したいと思い込むのですが・・・。

家永の娘との確執、彰彦の家の事情など、人の心の機微に触れる繊細さも併せ持ち、
かつエネルギッシュで、雨が大地をうるおすような面も見せる話でした。

ますます本を大切に思う気持ちが増しました。

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