ジェローム・K・ジェロームさんの『ボートの三人男』を読みました。
気鬱にとりつかれた三人の紳士が犬をお供に、テムズ河をボートで漕ぎだした。
三人とも自分こそまともな紳士と思っていて、そのくせ、どこか抜けているからたまらない。
準備の段階から、ひと騒動。
河を流れてはひと悶着。
食事ときたら失敗ばかり。
やることなすこと、うまくいかない。
なのに、発言だけは一人前。
ここまでトラブル続きの河遊びなんて、本当にあるのかと思うほど、一挙手一投足ごとに何か起こります。
ユーモアを通り越して、哀れになってくるほどで、それは犬のモンモランシーにもおよび、気の毒なほど。
でも、結末を読んで、彼らの精神的タフさに安心して、ニンマリしました。
気鬱にとりつかれた三人の紳士が犬をお供に、テムズ河をボートで漕ぎだした。
三人とも自分こそまともな紳士と思っていて、そのくせ、どこか抜けているからたまらない。
準備の段階から、ひと騒動。
河を流れてはひと悶着。
食事ときたら失敗ばかり。
やることなすこと、うまくいかない。
なのに、発言だけは一人前。
ここまでトラブル続きの河遊びなんて、本当にあるのかと思うほど、一挙手一投足ごとに何か起こります。
ユーモアを通り越して、哀れになってくるほどで、それは犬のモンモランシーにもおよび、気の毒なほど。
でも、結末を読んで、彼らの精神的タフさに安心して、ニンマリしました。