満開の桜に誘われて．．．

走ったのは何日ぶりだろうか（走行距離７kmくらい）

いつもの川沿いを走っていたら遠くの山のふもとに
満開の桜の一群が見えた
普段なら目にとまるような風景ではないが
今日は桜のおかげで新鮮な感じだ

ちょっと冒険心が起きてそこまで走ってみようと思った
そう遠くはない

たどり着いてみるとそこは山すその小さな公園
ブランコや滑り台があった
それらを囲むように桜が満開になっている

母娘がブランコに乗って揺られている
ブランコの前には満開の桜の木
その高い位置に花をつけた枝が伸びていた

若いお母さんのブランコはしだいに揺り幅が大きくなっていった
「おかあさん、危ないよ～」娘が言った
「みてみて～、桜の枝に届くよ～」と若いお母さんが言っている
振り向くと、ブランコは９０度近くまで揺れていた
「やめて～、お母さ～ん、危ないよ～」

桜に誘われて若いお母さんは飛んでいった．．．（かもしれない）

満開の桜を求めて走るジョギングは春を満喫する

今日の一句
「満開の　桜づたいに　走る今日」