走ってこうわい

前向こうぜ! うん、文句いわずにがんばろ!

ぼんくらシリーズの再読感

2020年09月28日 | 日記
宮部みゆきの「ぼんくらシリーズ」
ぼんくら、日暮らし、おまえさん、をいっきに読んだ
2回目である

以前読んだのは何年も前のことであるからして、
おぼろげにしか筋は覚えていなかった

改めて読みなおしてみると平四郎や弓之助、そして政五郎たち
登場人物がめくってゆく本の上でいきいきと活躍する姿が
浮かび上がってくる
そして知らないうちにいつのまにか登場人物と一緒に江戸の町を
走り回っている自分がいる

なんといっても一人ひとりの人物の描写が細かい
その時々の心情(心持ち)や心の移ろい、そして時間を追って
明かされるその人達の生い立ちなど...
まるで自分の知り合いか誰かが登場しているように思えてしまう

なにより読み終わったとき、今日の秋晴れのような清々しい感じがよい

また忘れたころに読んでみたい本である
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俳句の文化に想う

2020年09月25日 | 日記
プレバトを見てた

夏井いつきの批評がおもしろい
添削後の俳句をみると「なるほどなー」と思う
愛媛の南予出身だそうだが、まさに南予のおばちゃんらしいしゃべり方
南予の人は言葉をオブラードで包んだようなしゃべり方はしない

それと、南予地方は「とっぽさく話」というのがある
少し大げさに、そしてそれをおもしろおかしく話を伝える文化である

俳句も五七五の十七音ではっきりと伝えたい言葉だけをつなぐ
その言葉と言葉が持つ情景を、混ざらないように際立たせて表現する
そしてそれを読んだ相手には想像力を起こさせる
愛媛のそういうしゃべり方、話し方が俳句の文化を育んだのかもしれない


プレバトを見終わって、テレビを消して一句考えた

「秋雨の 音を肴に ハイボール」
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心がちょっとだけ軽くなる方法

2020年09月24日 | 日記
今日定期的に通っている病院に行った
調剤薬局で薬を処方してもらって駐車場に戻ると
一人のご婦人が声をかけてきた
「タクシーで帰ろうと思うのになかなか捕まらんのよー、
お宅どこまで帰られるですかー、なんやったら家の近くまで
乗せていってもらえんやろかー」

家の場所を聞くと病院から5分くらいのところだったので、
乗せて送ってあげることにした。
そこは自分が若いころ少しの間住んでいた所に近い場所だった

助手席に乗せると
「ありがとうございます。助かったわー。えー(いい)車じゃねー」
と言ってくれた
少し走ったところで彼女がシートベルトをしていないので、
警告音がピーピー鳴り出した
ちょっと止まってシートベルトをしてあげて、再び走り出す

いろいろと話しかけてくる
「ほんと、助かったわい、12時までに帰らんといけんかったんよ^」
「今日の病院は混んどったねー。待っとる時間半分寝とったんよ^」
「お宅も木曜日に来なはるん?」(いえいえ、3か月に一回くらいです)
「私は一か月に2回来よるんよ」
「日赤時分から20年くらい通院しとるんよ^」
「先生、やさしいからねー、病院もホテルみたいやし」
と、話を聞いたりしているうちに
「あ、ここらへんでいいです、どうもありがとうございました」
「またお会いできるといいねー^」
といいながら、降りていった

ルームミラーを見ると、しばらくこの車を見送っているおばさんの
姿が映っていた

久しぶりになんの打算もなく人助けをした

そう考えると人に言われて何かやるとき、心のどこかでいつも
”めんどくさいなー”とか、”やだなー”とか”なにかいいことあるかも...”
とか考えていたような気がする

今日は彼女のおかげで、ちょっとだけ心が軽くなる方法を見つけた
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涼しくなったので走ってみました

2020年09月14日 | 日記
最近ブログは更新していなかったが
涼しくなったのでまた再開してみようと思う

朝6時前起床
ストレッチをしてランニングに出発
先日までの暑さが嘘のようなさわやかな朝
いつもの5Kmコースを走る
元気なお年寄り達もさわやかに朝の散歩している
久しぶりの5Kmなのでゆっくりジョギング
ため池には鵜が1羽とカモの親子3羽が池の淵にいた
折返しからは少し追い風だが、当分走っていない足は
だんだん重くなってきた
それでも帰りは少し遠回りして帰った
これから少しづつ距離を伸ばそうと思う

まじめなブログになってしまった
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台風一過だが強風なのだ

2020年09月07日 | 日記
強力な台風は九州の西の海を一晩で駆け上がったみたいだ
暴風圏に入らなかった四国は、断続的に黒い雨雲とともに激しい雨が
ときおり襲来する以外は比較的おだやかだった

ところが台風が通り過ぎた今朝になって外は強風が吹き荒れている
パートナーさんは風に向かって歩くライオンのように勇ましく
早々と出勤していった
ふつう「台風一過」の次はさわやかな青空と決まっていたものなのだが
今年はどうも様子が違う

なので今日もおとなしくお家でお留守番...と言いたいところだが、
いろろいろ買い物を頼まれている
風がおさまったら出ていかねばなるまいて

マラソンどころではない今日この頃である
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夏と部屋と適応能力について

2020年09月05日 | 日記
猛烈な台風が近づいている
台風10号

いやだな

最近家から出ていない
新型コロナ、高温、そして台風
今年の夏はどうなっているんだ
だからここのところあまり外には行っていない

もっぱら部屋の改造だ

机の上にスイッチ付きのタップを置いた

いままで足元のタップにいろんなアダプターを
つけっぱなしにしていたので、コンセントの周辺が
常に熱くなっていた
それを手元のスイッチですべてが入切できるようにした
思いのほか快適になった

ちょっと前に書いた55インチのレグザのことだが
目と頭がだいぶんなれてきたみたいだ
気が付くといつのまにか自然体でテレビを見ている自分がいる
普通の人より慣れるのに時間がかかったみたいだが...
人間の適応能力とは恐ろしいものである

しかし体力と筋力だけは、トレーニングで負荷に対応し
適応したかと思っても、すぐ不適応状態に戻ってしまう
本質的に人間は怠けることに適応しやすいように創られている
...のかもしれない

ただ、今の新型コロナと夏の高温には早く適応できるように
なりたいと思う今日この頃である
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