走ってこうわい

前向こうぜ! うん、文句いわずにがんばろ!

東京マラソンは面白いねー

2016年02月28日 | 日記
テレビでマラソンを見ながら炬燵の椅子に座ったまま
うとうとするのが好きだ。

でも35Km地点くらいに差し掛かると、実況放送の声が
熱をおびてくるので自然と目がさめる。

私のマラソンの楽しみ方である。

しかし、今日の東京マラソンは面白かった。

最初は去年まで箱根を走っていた村山謙太が外国勢についていき
30Km過ぎから東洋大学の服部勇馬が村山に追いついて追い越した。
最後はヤクルトの高宮が日本人トップになったが、日本人2位
3位は青山学院の下田、一色だった。

長距離界も世代交代の時期なんだろうか。
そういえば、川内優輝選手も東京マラソンから注目されはじめた。


そのあとで愛媛マラソンの実況再放送を見たが、
あれはマラソンと言えるのか?
北条バイパスを、派手な薄着の衣装のオジサンやオバサンたちが、
ゼッケン付けて歩き回っているにすぎないように見える。

まあ、自分も含めてなのだが、これも一つのマラソンか...


砥部の七折梅まつりに行ってきた。
駐車場が満車だったので、車の窓から見上げるだけにした。
しかし、今年は花粉がすごい。

今日の一句
「七折の 梅霞かな 砥部の山」
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3週間ぶり20Km走レポート

2016年02月27日 | 日記
愛媛マラソンを走ってから、ひさしぶりの長距離
20Kmを走った。

スーパーランナーズの電池も入れ替えたし計測してみよう。

行き
スタート~5Km35分38秒、キロ7分08秒
左足は痛くない、無理をせず走ろう。
ジャージの上着を腰に巻いたオジサン、3Kmくらいは
同じペースだったのでついていったが、平田の坂を越した
あたりから、ぴゅーっと加速してみるみる離されてしまった。
それからは最後まで消息不明。

5Km~10Km28分00秒、キロ5分36秒
だいたい1月の練習くらいのスピード。
少し左足が痛いな。でもまあ走れる

折り返しの休憩
でかビタ110円を飲んでエネルギー補給

帰り
10Km~15Km31分19秒、キロ6分16秒
やっぱり左が痛いが、なんとか足の着き方などを替えながら走る。
しかし、風が相当強い。向い風の練習になった。
トンネルの出口付近で黒ジャージのオニイサンにサーっと
抜かれた。ぜんぜんついていけなかった。
若いお人はやっぱり速いねぇ。

15Km~20Km35分08秒、キロ7分2秒
平田の坂は上りきるのが精いっぱい。へろへろだ。
坂が下りになったら上りより下りのほうが左足の筋が痛い。
でも、痛いからといってスピードを落とすと痛みが増す。
厄介だ。
ただ残り2Kmくらいからは痛みもなくなり、ゆっくりだが
一定ペースで走ることができた。

今日の総括として、20Kmくらいなら何とか完走できる。
ただしスピードの上げ下げは禁物。なるべく一定のペースで
走ること。

5Km~10Kmのペースが若干速くなったのは、
「骨ストレッチ」の先生の本を思い出して、試しに
親指と小指をくっつけて腕を振りながら走ってみたからだ
見方によっては昔のコント55号のジローさんがやってた
「飛びます、飛びます」みたいな指の恰好に近い。
あとで考えてみるのに、どうも意識が指に行って走りが
それまでよりスムーズにいった感じがする。

不思議なものだ

ただ、周りからみるとたぶん変なオジサンに見えて
しまうので、多用はできない。
少し指の合わせ方(握り方)を改良しようか。

夕方からは雨が降り出した。
午前中に走ってよかった。

今日の一句
「春の風 我の行く手を 阻むるか」
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朝走りで体力復活か

2016年02月24日 | 日記
朝走るようになって、身体の調子が元に戻った感じがする。
それと同時に、食欲が増してきた。

朝も、昼も、晩も、よく食べる。
太らないかと心配だ。

自転車で会社に行っているが、ペダルも軽い。
自転車はGIANTだ。

朝ランは姿勢を意識して、3Kmをキロ5分半で走っている。
目標は毎日続けられること。

以前は朝5Km走っていたが、毎日は続けられなかった。
一日おきか二日おきだね。
続けて走ると二日目は疲労感が残っていた。

3Kmならラジオ体操くらいの感覚だ。


次の予定は3月5日、ハーフの大会。
それまでには一回くらい21Kmは走っておかないといけない。

え、今度の土日しかないではないか。


朝ランの今日の一句
「有明の 月並べてや 梅白し」

満月を見るとなぜか走りたくなる今日この頃。(狼男か!)
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私に言えばなんでもできると思っている

2016年02月22日 | 日記
今日も3Kmの朝ラン。計測はなし。

電池切れの”セイコー スーパーランナーズ”の電池を自分で入れ替えた。

ただ、裏ぶたを外したとたん、小さなバネ2つが飛び出してしまった。
どこから出てきたものかわからないので、そのバネは無視して
そのまま電池を入れ替えた。

問題なく動いているじゃあないか。

ネットで調べながらやったが、テキトーにやってもできた。

工業高校機械化卒業は生活するうえで、たいていのことは自分でできる。
会社のドアノブの取り換え、自動車のタイヤの交換、自転車の修理
ホワイトボードの取り付け、会社のトイレの修理やウジ虫退治。
ハンダ付け、溶接、etc...

わたしにドライバーを持たせたら、キーボードをたたくより正確だ。

お、観葉植物の植え替えも任せてくれ。

そういえば、今日お客さんから
「冷蔵庫にPCのディスプレイを取り付けたいが、どうしたらいいか」
と相談された。

これは難問だ...

私に言えばなんでもできると思っている...
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ランニングウォッチの電池切れ

2016年02月21日 | 日記
昨日NHKのランスマでサブスリーの練習方法を放送していた。

今朝”走ってこうわい”と言ったら、
マラソンアドバイザーさんが
「ランスマの金さんの言ってた、丹田をつかった走りをしてこい」
といって送り出された。

そうそう上手くはいかん。

愛媛マラソンから2週間、まともに走ってないので動きがぎこちない。

11Km走って、だいたい1時間と5分くらい。
いまはスピードではない。
いかに持久力を作っていくかに重きを置こう。

さっきランニングウォッチの電池が切れた。
最近計測ができたりできなかったりしていた。
GPS機能もなく、手動で計測してする方式のものなので
自分の計測ミスと思っていたが、電池が原因だったんだね。


しかし、梅はえらいね。
この天候不順の中でも、ちゃんと自分の咲く時期を覚えている。


「町の中 何を頼りに 梅の花  時計なくとも 咲くは忘れじ」
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散髪屋でマラソンの話題だ

2016年02月20日 | 日記
雨の降る土曜日、散髪に行った。

「愛媛マラソンの日は交通規制で、商売あがったりだ」
といって毎年大会を嫌っていた散髪屋のご主人だが、
今年は大学生の息子さんが初マラソンに挑戦したらしい。

記録を聞いてみると4時間45分くらいでゴールしたとのこと。

シューズはいつもの運動靴で、マラソンタイツなどは前日の
夜に買いもとめ、ほとんどぶっつけ本番で完走した。

若さがうらやましい。

私らオジサン族は日々練習を重ね、足を守るシューズを選定し
無理をしないよう、気を使っているのにこの差はなんだ。

今日は散髪屋のご主人も奥さんも、マラソンのこと、そして
完走した息子さんのことを、少し誇らしそうに話してくれた。

身内や友達が走った愛媛マラソンの話は、やっぱり驚きと
嬉しさがあって、町全体が明るくなるような気がする。

「来年も走るんですか?」と尋ねると
「走るらしいです。で、その友達も走るらしいですよ」
と、参戦を宣言したという。
だんだんマラソンの輪が広がっている。

なんだか話が盛り上がって、いつもより念入りに
刈り上げられてしまった。


またライバルが増えたな。
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朝ラン2日目

2016年02月19日 | 日記
朝6時ごろは木星が西に残っている。

今日も朝走り、3Km走った。
昨日より3秒早い。
これくらいが丁度よい。疲れが残らない。
そしてシャワーを浴びる。健康的だ。

夜、送別会だった。
本人の希望で焼き肉になった。
「八金山」というところ。旨かった。

こんどパートナーさんをつれてこよう。


ハーフマラソンのナンバーカードが来た。
さあ、練習の再開だ。
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社長族はマラソンが好きなのか

2016年02月18日 | 日記
午前中に業界仲間の社長お二人が会社に来られた。

もっぱら、マラソン談義。

おひとりの社長は、1月から走り始めて7Km
走れるようになったと喜んでいた。

もう一人も、走ってみようかなー、なんて言い出した。

どうも周りの影響かもしれない。
他の社長連中も走っている人が多い。

2年前に「PRESIDENT」というチームで
リレーマラソンをしたことがある。

ただ、周回コースのリレーマラソンだったので、
走って終わったかと思うと、また次の順番が回ってくる。
まるで仕事に追われて、休む暇のない日常のようだった。
でも終ってみるとなんとなく楽しかったな。

また、みんなを集めていつかリレーマラソンをしよう。

そう、今朝は久しぶりに3Km走った。
16分33秒:キロ5分半くらいか。
身体が軽かった。
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愛媛マラソンの反省と少し愚痴

2016年02月17日 | 日記
愛媛マラソンが終わってなかなかランニングの練習ができない自分とは違い
ご近所のランナーは日常の練習モードに入っているようだ。

少し寒い2月の夜だが、月明かりの中みんな走っている。

整体さんのおかげで、左足はだいぶんよくなった(ような気がする)。

しかし、35Kmから走れる足にするにはどんな練習をすればいいのか。

去年から今年にかけては20Kmランは結構やった。
記録はしていないが、毎週走っていたもしれない。

それでも走れなかった...

といって、毎週30Kmを走る気はしない。
平日は残業があるしなぁ...

みんなどのくらい走っているんだろうか。


今日は仕事の関係で、社員が現地で止める月極駐車場を探し回った。
3時間くらい、町の中を自転車で走り回ったが、この時期は空きがない。
疲れ果てて会社にもどったら、今度は東京出張中の社員から、仕事が
3月も継続しそうなので、滞在宿泊場所を探してくれという連絡がきた。
あわせて一緒に行っている他社の社員の宿泊分も、ついでに探して
くれという。

どうも上司を不動産屋か何かと勘違いしているようだ。

つかれる一日だった。
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走れない一週間だった

2016年02月16日 | 日記
一週間休んだ。走るのをである。

左足の筋の痛みがまだ完全にとれていない。
ということで、整体にいった。数年ぶりである。

どうも骨盤が歪んで左足が短くなっていたようだ。
それが原因で左足の着き方がおかしくなって
筋を痛めているといわれた。

まあ、ここの先生は必ず骨盤のゆがみを指摘して
それが原因という。
すなおに「そうですかー」と関心してみせると、
我が意を得たりとばかり、嬉しそうな顔をしおて
治療してくれる。

終ったあとは確かに両足がちゃんと地べたについた
感覚がするので、まんざらうそでもない。

さあ、今週からまた走ってみるかな。

会社から帰るとき、東の山に星がひとつ光っていた。
調べてみると木星だった。
ふーん。

一句できた
「木星や 枯れ木の山の 隙間から」
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2016愛媛マラソン -ゴール後から(2)-

2016年02月15日 | 日記
フィニッシュゲートは人だかり。
ぜんぜん見えん。

ちょっと置き石の上に上がって見物しよう。

あと、15分で6時間リミットだ。
そういえば初マラソンではこれくらいにゴールしたな。
と、思いながら見ていると我が身のような気がしてきた。

頑張れーと言いたいが、ギャラリーが多くて前に出られない。

よくは見えないが、みんな疲れ切った顔で戻ってきているようだ。

あと、5分でタイムオーバー。
4分、3分、だんだんとランナーが多くなる。
もう団子状態で走ってくる。

こっちも電光掲示板と、走りこんでくるランナーを見比べる。

1分を切った。

橋のQちゃんがみんなに声をかけている。
何を言ってるかは聞き取れないが、数人のランナーの背中を
押してあげている。
そんなんだったら、自分も5時間59分台で駆け込むのもいいかもしれない。

あと30秒、15秒、
みんななりふりかまわずゴールに駆けこんでくる。

まるで、遅刻まぎわの学生さんみたいだ。頑張れー


3、2、1、


終了ーーー


あー、一人だけ間に合わなかった。
あの人、別な意味で感動的なランナーだなぁ...
完走賞、もらえるのかな

もし、完走賞発行窓口で、「ありません」なんて言われたら
ショックだろうね。
過去にそういう話を聞いたことがある。
その人は会場まで戻ってきたのに、今でも完走賞が無いらしい。

さて、こっちもだんだん足が痛くなってきた。
42Kmを走ったことを思い出した。

足があんまり動かん。
ゆっくり歩いて自転車置き場まで行こう。

公園内はまだまだ通行止めが多いので、ぐるーっと遠回りしなければ
自転車置き場までいけない。

パートナーさん、歩くの早いよ。
ここでもパートナさんを追いかけている。
さっき走った平田の坂の下とおんなじだ。

自転車置き場だ。
自分の自転車を見つけた。
さあ、帰ろう。

全面通行止めで静かだった国道が、もう車であふれている。
ここ走ったんだよ、必至で。
さっきまでのことがまるで夢のようだ。

でも自転車をこぐたびに、足がつりそうな感じがするので
夢じゃなかったんだろう。


苦闘、行脚した国道を横に見ながらゆっくりゆっくり自転車をこいだ。


「はよ帰って、風呂沸かしてやー」といったら、パートナーさんが
「あたしも疲れとるんよー」と言った。



「マラソンの たどる家路や 春隣り」  



==終わり==
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2016愛媛マラソン -ゴール後から(1)ー

2016年02月14日 | 日記
なんとか5時間内で帰ってきたものの素直に「やったー」と喜べない。

さて、ゴールのあとはまず、恒例のチップ外し。
なんだか、これ照れるんだよね。

次に完走賞のバスタオル。
少しだけ思うのだが、ちょっと邪魔...

狭い通りを抜けて、記録賞の印刷テントが左側に沢山あった。
さすが、1万人の大会ともなると、すでに沢山のランナーが並んでいた。

順番を待つまでの時間が長い。
足がもたんよ。

次は、預けた荷物の受け取りだ。
ここはわりとスムーズ。

さて、パートナーさんが見当たらないが、探し回る元気がない。

とりあえず、着替えなければ。
ただ、ここ愛媛マラソンの会場はおもてなしのテントがぐるっと囲んでいて
出口がよくわからない。
なんだか閉じ込められたみたいだ。

なんとか出口を見つけて、おもてなし広場を出たが、
市民会館の男子のホールまで少し歩かなければいけない。

電話がなった。パートナーさんからだ。
「どこにおるん」
(市民会館の大ホールで着替)
「そこまで行きます。友達と一緒に」
なんだ、来るのか。

大ホールの中はスタートの前の混雑はない。
「シャツを椅子に掛けないでくださーい」と放送していた。
はいはい、椅子が汗臭くなるからね。

表にでると、パートナーさんらがいた。
応援にきてもらったお友達さんにも丁寧にお礼のご挨拶をして別れた。


今年は6時間最後のランナーを見届けよう。
そう決めていた。


続きはまた、明日......
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2016愛媛マラソン -40Km~42.195Kmまでー

2016年02月13日 | 日記
あと2Kmで終わる。

ゲストランナーの高橋尚子は、その昔「もうマラソンが終ってしまう...」
といって、シドニーオリンピックのゴールテープを切った。

あと2Kmで終わる、早く終わってほしい...
これが今の自分の本音だった。

そのためには、少しでも走ろう。みんなが見ている。


気を取り直して走り出す。
相変わらず足は痛いが前に踏み出そう。身体を動かそう。

こんどは右のふくらはぎが痙攣し始めた。


本町に入った。
路面電車の線路が見える。踏切を超える。
踏切にはつまずかないよう、緑のシートが覆ってある。


道の中央寄りに、両足が痙攣して一歩も歩けなくなったランナーがいた。
それでも、なんとか一歩を踏み出そうとしている。

「頑張れー」「あと少し―」、「おかえりー」

路肩の皆が応援している。
自分も心の中で(あと少しだ頑張れー!)とそのランナーを応援していた。

一番辛いはずなのに、ほとんどのランナーが走っている。

往路で走った交差点を過ぎる。堀ノ内公園のお堀に出る。
思わず足に力が入る。おそらくキロ6分くらいで走っているだろう。


左折して橋を渡る。公園に入る。最後の花道だ。
5時間ランナーの先導ランナーが叫んでいた。
「5時間きれますぅー、早くー」

そういえば、途中からそんなことは忘れていた。
5時間の先導ランナーを見てなかったからだ。


フィニッシュゲートが見えた。電光掲示板が目に入った。

<<4:59’40”>>

うぉーー、まだまにあうぞーー




ダッシュ!-=≡ヘ(* - -)ノ



足がもつれる。ころびそうになる。


フィニッシュゲートをくぐる。
同時にランナーズチップが”ピッ”と鳴った。








さて、これが今年の自分の中の愛媛マラソンだった。
根性なしの自分をまた見てしまった。

いったい、いつになったら愛媛マラソン完全走破が達成できるのだろう。
もしかしたら、この先ずーっとできないのかもしれない。
でも、足が動く限り挑戦し続けてみよう。


いや、その前に愛媛マラソンの抽選に当選することが先決だな。



===ゴール後の風景に続く===
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2016愛媛マラソン -30Km~40Km-

2016年02月12日 | 日記
本番前日、「30Kmからが本当の自分のマラソンだ!」
と思っていたし、決意もしてたはずなのに...


30Km、そろそろ足がきかなくなってくる頃だ。

ちょうどそときトンネルの手前でみかんをいただいた。
うまかった。
元気がでた。お、足が戻った!。
と思わず一人笑顔になって、トンネルに突っ込むが
すぐにそれが錯覚だったことを思い知らされる。

また足が痛くなった。

今度はいままでの中で一番きつい痛みだ。
ガニまた走りしかできない。歩くより遅くなった。
これではいかん。
なんとか、トンネルの天井を見上げながら耐えながら走る。

一つ目のトンネルを抜ける。
青空が目に入る。足がつらい、痛い。

二つ目のトンネルに入る。
天井を見つめて走るが、足が動かん。
出口付近で学生が応援歌を大合唱しているようだ。
その声に引き寄せられるようにトンネルの出口に向かって
ひたすら走る

学生が叫んでいる。うるさいがこの時ばかりは元気をもらう。

トンネルを抜ける。空が眩しい。
スタートの時の曇り空がうそのようだ。

しかし、自分の足の痛みもピークになってきた。

道が少し下りになる。そして次は小さい上りが始まる。

いかん............




ほとんど無意識に立ちどまる。














ついに立ちどまってしまった。
自宅から5Kmの練習コース地点。
見慣れた場所。何十回もここで5Kmの計測をした場所...
よりによってここでかよ。

再び走り出す。
が、もとの走りのリズムには戻れない。

35Kmが来た
この5Kmは36分24秒:キロ7分17秒
落ちた...

そう思っていると、今度はいよいよ平田の坂だ。
走って上ろうとするが、一度立ちどまってしまったので、
足が続かない。
また歩く、また走る、また歩く、また走る。
約800mの上り坂が永遠に続くかと思った。

なんとか頂上までたどり着いた。
下りは走ろう、なんとかふもとまで。

この辺になると、もう何人に抜かれたかわからない。
周りがまるでズームレンズで引く景色のように見える。

坂が終わる。
パートナーさんがいた。なにか言ってる。
「歩いたら、後悔するよー」

「もう後悔してもかまん!、歩く」と言ってる自分がいた。
根性なしの自分だ。


寄らないと決めていた坊ちゃん団子のエイドに寄った。
やけくそで坊ちゃん団子、一串もらう。

やっぱり、うまかった...

また走る。

パートナーさん、自転車で先にいって遠くからこっちを見ている。
そこまで走ろう、なんとか...
そういえば自分の人生、いつもパートナーさんを追いかけながら
生きてきたようなもんだ。


でも、また足が止まる。

そうだ、この先は知り合いが応援している場所だ。
そこだけは走り抜けなければいけない。

気を取り直して走る。

みんながいた!

「〇〇さーん、がんばってー!」
その応援に手をあげて答えながら、走り抜ける。
ゆるいカーブを曲がって、応援団が見えなくなったのを確認してから
また歩く。

(もう根性ないなー)心の中の自分がつぶやく。

いつのまにか40Kmを過ぎていた。
5Kmが40分と1秒:キロ8分に落ちた。

4時間35分16秒の経過。


==続く==
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2016愛媛マラソン -20Km~30Kmまでー

2016年02月11日 | 日記
立岩川の堤防を走るのは久しぶりである。
今年の練習では30Km走は一度もやっていないし
ここはちょっとした登り勾配になっているので、ちょっと不安。
初マラソンはここから歩きが始まった。

お、計測ポイントだ。
忘れず、ぽちっと押したがなんだか短い。

7分19秒...間違った!

中間地点の21Kmの計測だった。やっぱり多少疲れている。
まっいっか。

立岩川の堤防が終ると、高級饅頭「山田屋饅頭」のエイドがある。
過去3回走って一回も食べていないのだ。
今年はぜーたい取らねば。

ドリンクがあって、水があって、お、あった「山田屋饅頭」
包み紙を取って渡してくれた。むき出しではないとことが
高級饅頭っぽい。

小さいので一口なのだが、そのあとに水がない。
以前タルトを食べたときもそうだった。
饅頭やお菓子類を食べた後に水がないのは、ランナーにとって
つらいもの、来年からはドリンクの前にお菓子を並べてください。

ここから眺める北条の風景は奇麗だ。
鹿の住んでるおにぎり型の島、鹿島を正面に見ながら走る直線コース。
そろそろ歩いているランナーもちらほら出てくるのがこのあたり。

前々回、野志市長が足のストレッチをしていたのがここ。
だれも声をかけていなかったのが思い出される。

そして左折、距離合わせの農免道路往復区間に入る。
ここは折り返し地点に向かって上っていく心が折れそうになる区間
でもある。
また狭い道を往復するので混雑するし、先行ランナーともすれ違う。

知り合い同志はここで手を振って挨拶している。
当然体力のあるランナーは先行するし、体力のないランナーは
後から来るということになるから、すれ違うとき先行ランナーは笑顔、
後から来るランナーはへろへろ顔で手をあげて挨拶している。

苦しきかな後方ランナー、まだ先は長いぞ。   

ここは25Kmの計測もある。一応押しておこう。
25分21秒、キロ6分20秒くらい。(4キロ計測)

一番賑やかなJAさんのエイドは混雑しているので、スルーする。
左折して北条バイパスに戻る。

お足の痛みは少し薄れている。よしよし。

さて、そろそろ例のオレンジ手袋を落とした夏目のフジあたりまで
戻ってきた。
ちょっと、スピードを緩めてエイドあたりを目でさがしてみるが
すでに奇麗にかたづけられて、手袋の手の字もない。
コースをはみ出して、落とし物を訪ねてみようかと思ったがやめた。

この辺からはいつも練習コース。
しかしまた少し左足が痛くなってきた。
こんどは膝あたりだけではなく、左足の外側の筋全体、
ふくらはぎあたりから太ももの外側あたりまでの筋が痛い。
左足に力がはいらないので、右足だけでけりだしている感じ。

お、私設エイドでイチゴを配っている。
道の真ん中を走っていたので取ることができない。残念!
取り逃したものは、気持ち的に後を引く。

今回スタミナはあるんだが、どうも足がいかん。
バイパスに戻ってから、スピードはちょっと落ちている。

30Kmにきた。
33分47秒:キロ6分45秒
スタートから3時間18分50秒の経過

この先、だれかが言った「愛媛マラソン山岳地帯」になる。


==続く==
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