暑い場所と、冷えてる場所の出入りが多くて、疲れがなかなか抜けなくなってる。
盂蘭盆会やら、雨模様の中での高齢者を連れての外出も重なっていて、移動するにしても気が抜けなく、休憩・飲食にしても車椅子や歩行器や杖で移動することが多く、その介助も油断できず、自分たちのことばかりで気の利かない大人社会では他人に期待するよりも俺がトットト動いた方が早いから、余計な仕事も増えて行く。
そんな情けの無い大人社会を作り上げた張本人たちの高齢化に付き添っていると、復興という一つの大きな目標に向かって生きた今の高齢者たちは一番に幸せなんだろうと実感する。
俺の時代には国家なんざまるでアテには出来ないし、期待してもいない。
トランプ暗殺未遂事件は米国共和党に狂信的な神話を作り、勢いに乗じて大統領当確をシナリオに入れれば、国家の分裂を免れたとしても積極的な財政でインフレは再び机上の問題となり、ドル高、利下げどころか利上げすらまたあるとなる。
ただトランプというオヤジの抜きん出ているところは、共和党などというチンケな括りなど無視しているところだが、日本のメディアは幼稚園の広報だから対立軸の解釈をワザとなのか? 小さく間違えて報道し続けている。
トランプの積極的な財政政策は米国の財政赤字を膨らませ、それを米国の最大の輸出・入相手国になっている対中国関税引き上げで補うと言っているが、ドル安を目標にしたとしても米国債格下げともなればイバラの道は続く。
どのみち米国国家分裂は酷くなり、漁夫の利を掴むのはBRICS諸国、という結末になる。
トランプの本当の仕事は、表向きに繰り出す選挙対策の政策とは裏腹に、米国の世界覇権からの平和的な撤退、それが根本にあるのは昔から変わらず、散々に今まで米国を操って世界支配を企んできた強大な資本の輩は決して納得しないだろうから、簡単には行かないよ。
対ドル円安阻止に何度も介入している仲良し日銀・財務省は、底無し沼の円安地獄に置かれてしまってる。
短期の金(ゴールド)はそれだけを考えても買いだろうが、米国株式市場がジャブジャブマネーで最高値ゴッコに熱狂してる陰で、昨夜は案の定ドル建ても円建ても共に最高値を淡々と更新した。
簡単な小遣い稼ぎだが、儲けだけ頂いて今回はAIの攪乱と報道による錯乱を高みの見物、乱高下を始めても浮かれることなくホールドで放置する。
ウクライナやイスラエルの火種はくすぶり続けて、まだまだ旨い汁を吸い続けていたい軍産の猿な輩は、時間をかけて現場での多くの犠牲をあの手この手で強いるに決まってる。
バイデンが勝とうがトランプが勝とうが、その争いのトバッチリで虫けらのように現場で殺されている世界中の紛争地の民らは、浮かばれない。
酷いもんだが、人間の現実はそこで色付け染色された間抜けな平和・理想主義者の数だけ、不幸な地獄を生んで行くのが定め、愚かなキレイゴトの民衆が自ら自分たちの未来を作り上げている訳だ。
俺はもう、いちいち感情は動かない。
神が・・・仏が・・・天が・・・という感慨が、まるで無くなってる爺ィがいる。
そんな感慨を持てるような日常がいっさいなく、いつも自分以外との能動的な関わり合いが忙しい現場で66年も生きて来ると、あるのは自分がこの身体で動かなければナニも始まらない、それだけのことだ。
洗脳され、煽動されて、染色された人生を生きていない者は、他者に依存したり、ナニかに寄り掛かったり、願ったり頼ったり恃んだりがいっさいないから、あの世や霊魂すら笑い飛ばして、真っ暗で人のいない険しい奥山に独りで分け入り、自分の照らすヘッドライトの灯りだけで山に登り始めるような日々を街中でも送っている。
上手く行けばたまたまだし、結果が悪くても当たり前のこと。
どのみち一時の結果など興味も無く、立ち止まらずに次へと足を踏み出す。
楽をして、救われようとする安易で軽薄な自分自身への甘さや気持ちがまるで無くなると、こうなる。
当然に他人や社会に対しても、浮ついた甘えは許せない。
命が擦り切れ果てて、身体も擦り切れ果てて、産まれた以上はとことん生きてやろうという想いだけで、ここまで来た。
自分の生死も別にいつでも後悔がなくなり、他人の生死も感慨がなくなる。
山の獣たちが生まれて厳しい生を生き、野垂れ死んでゆくのとまったく同じで、いちいちそんなことに意味づけはせず、物語を作ったりもしない。
オモシロイ爺ィが出来上がっている。
ガキの時分から、幼児教育や義務教育に染まらない環境があったからこそ、こんなオモシロ爺ィになったようなもんだ。
大変だ? 苦しい? もう嫌だ? クタクタになり絶望する? そんな自意識過剰な感慨や感情がまるで湧かない獣になってる。
冷酷で怖ろしい獣になっているからこそ、猿芝居の犠牲となってる他人や社会へも無差別・無思慮に関わって行ける。
ただし、そこに優しく甘ったれた感傷なんぞは微塵も無い。
掌を返したら二度と笑わない。
なんでも自分でこなして生きて来たから、負い目も貸し借りもナニも無いし、だからといって他人には見返りや希望すら無い。
腹筋に穴を開けて腸の端くれを取り出して袋をつけているが、片目も見えなくなってきているが、それでもその身体で大笑いしながらズンズン生きて居る。
ま~だ生きて行けてることの方が愉快なもんで、どこまで行けるのか? 楽しい独創と思案しかない。
社会では、知識と情報の洗脳や煽動についていろいろと言い合ってはいるが、そんな養豚場のすべてが既に洗脳されて煽動されてる猿芝居に見えている。
思考や感情の枠やレッドラインがナニも無い状態になっているようでもある。
・・・あんたはナニを言ってるの?
会話が、成り立たなくなっている。
それでも周旋屋の仕事をやる時は、あなた方の社会の思考や感情を利用して、おなじような土壌で生きて居る人間を演じているが、離れればただの血に飢えた獣でしかない。
解り易い時代に、解り易く生きて、解り易く笑っているが、一番に解らない獣でもある。
身体がガタガタになって、ますますその身体でどこまで愉しく生きれるのか? 人間のいない場所でとことん追求する。
このチンケな島国の人間の社会では、身体は鈍って不健康極まりないわい。