奥秩父の奥山に登った帰りに立ち寄ったりするのが、東秩父の懐かしい日本の田舎が残る里山のあたり。
千本桜が里山に咲いている場所や、花桃があちこちに咲いてる場所や、山つつじの綺麗な場所や、この時期にはたっぷり愉しめるエリアではある。
銀座で平日は仕事をやって、都内をウロウロ歩き回ってると、週末は東京にはいない。
日帰りで新潟・長野・福島あたりは普通に登山で出掛けてるが、その帰り道にもあちこちに立ち寄っている。
この日本には、自分の足で歩いてみれば、素敵な場所は幾らでもあるとも言える。
だから麹町の弁護士事務所で仕事の打ち合わせをして、銀座の店まで帰る時も歩いて戻る。
皇居の堀沿いの桜は満開だった。
人が集って馬鹿騒ぎする場所は、昔から好きではない。
だから今年の桜はたくさん見ることが出来る。
梅が好きだが、今年は桜も愉しんでる。
これで良いのだ。
欧米の先進国では社会の高齢化が進んでいるが、その保険制度に関しては、日本がズバ抜けて素晴らしい。
高齢者の多くは、ちょっとクシャミが出ただけで病院に向かい、熱っぽいとなると薬を大量にもらい、早起きしてお化粧塗りたくって病院の待合室、別にそれが普通のことだと笑ってる。
散髪屋の赤青白のクルクル回ってる看板は、欧米では外科医の看板だった。
内科医は神父さんやよろず相談屋とおなじ扱いで、医者と言うよりも聞き上手で話の上手い者の仕事だった。
そういう意味では、たいしたのは居らんが、欧米に比べるとまだ増しなんだろう。
新型肺炎コロナでの被害は、世界一の高齢化社会がこの程度のことで、第二位のイタリアが惨憺たる状況なのは、この医療保険制度の違いにある。
老人が気軽に医者にかかれるか、かかれないかの違い。
欧米では、風邪を引いて病院にかかっただけで数万円は自己負担になる。
公的な病院機関ではなく、私立の病院になると何十万となることもある。
日本人には解らないだろうが、病気になっても自然治癒、これが当たり前のような日常にもなってる。
良いのか悪いのか、今回の感染症では、そのおかげで日本の高齢者たちの被害は欧米に比べて際立って少ない。
確かに検査の件数は日本が際立って少ないから、相当な数の漏れがあるはずだが、それでも少ない筈だ。
ところが内外メディアから流れる報道だけ見ていると、日本も国内を封鎖しろ! 隔離しろ! 非常・緊急事態だ! の大合唱で、どう考えても日本の方が普通なんだが、なんだか変な国のような言われ方をしている。
これは知らん顔して相手をする話でもないだろう。
放って置けばいい、いまのままで良い、毎年インフルエンザで亡くなってる高齢者の数を見てみるが良い。
交通事故を無くすために、首都閉鎖はやらない、癌で亡くなったからといって国が救済してるか? エイズ感染防止で外出禁止をやったか? 桁違いの死者・被害者を出してるそんな要因と比べて、二桁三桁少ない新型肺炎コロナ、冷静に考えれば可笑しいことだらけ、大笑いだが、こんな当たり前のことを言っておっても、真面目に取り組んでる人たちには、睨まれる。
得体の知れないウイルスだから?? SARSやMARSだって、いまだにワクチンは無いのに、こんなに騒いでなかったよな~。
どうなってるの? 大騒ぎしてる方が異常だろう。
世界中の国家の経済封鎖、経済を木っ端微塵にしようとしている妖怪の仕業だろう。
騙されて、一緒になって、崖から飛び降りるのは、まっぴらごめんだぜ。
我が国の食料自給率3~4割、これは日本の農・水産家を潰すような安い海外産のモノを輸入し続けて、ワザと自給できないようにしてきた政治の責任だ。
食糧危機ともなれば、この国は真っ先に干上がるようになっている。
ゼニカネをどれほど持っておっても、モノが手に入らなければみな干上がってしまう。
米はある・・・と言って、国民が半年は喰える量はある、と威張ってる。
小麦はある・・・と言って、国民が2~3ヶ月は喰える量はある、と威張ってる。
その先は? 半年先はからっけつ?? そんな癒しにもならない情報を、ワザワザ流す意味はどこにある?
俺の田舎にある親族の蔵には、30キロの俵がゴロゴロ残ってる。
心に余裕の無い連中がいかに多いのか? 騒動を眺めているとお笑いだ。
国のトップの安倍や麻生、都のトップの小池なんざ、自分の頭でモノを考える習慣がなくなってしまってる。
そういう淫乱・軽薄なのばかりを国のトップに据えてきた、黒幕の仕業でしかない。
自由自在にコントロールできる? アンダーコントロールされてるのが、実は安倍であり、小池の猿だ。
メディアは安倍忖度・オリンピックイケイケで嘘ばかり報道してきたが、感染者の数を誤魔化しておった東京都は、ロックダウンだろうよ。
俺がずっと言ってる通り、銀座ですら1~2月から感染して休んでるのはおった。
インフルエンザだって毎年無症状でも感染してるのは溢れておるが、こういう流れだと首都封鎖だろう。
ただね、妄想好きな情報オタクの現代人には悪いが、皆さんの妄想のようには現実は動かないし、結末はぜんぜん違うんだろうな。
これはドラマでもなく映画でもないし、人間の世界を知らない歪んだ小説でもない。
今日は銀座の街も静かなものだ。
湿度が高くて蒸し暑いのは、天気が荒れる前兆。
近隣の周旋屋の自営も、70歳過ぎてる爺ィ連中はみな休業してる。
おとなしくしてるのではなくって、ここぞとばかりに郊外に遊びに出掛けてる。
まったくね~、そういう連中でなければ長く続けられない商売ではある。
俺は、昨年末に購入してあったパソコンを、ようやく入れ替えできる。
仕事が忙しかったからだが、大量のデータを移す作業を朝から始めてる。
老眼が酷くなってるから、なかなかね、大変なんだよ。
近所の八百屋はいつもよりも大量に野菜類を並べておる。
・・・完売になるんだろう?
・・・ふっふっふ・・・